ヘンプがにょきにょきと生えてくる! ネパールのヘンプ製品事情について[ティラキタモノ辞典]

■ヘンプがにょきにょきと生えてくる国ネパール
ネパールは山の国です。世界で一番険しい山の国です。 その険しさは例えて言うならば日本アルプスのサイズと標高を3倍にしたものと言う感じでしょうか。実際に行ってみると、巨大で圧倒的なスケール感です。 ネパールというとエベレストだよね?と、こんな風景を想像される方も多いと思いますが… 当然すべてが岩山ではありません。



■道端にヘンプがいくらでも生えている
ある日、取引先のラムちゃんと一緒にカトマンズの郊外にドライブに出かけました。 晴れたいい日で、気持ち良いドライブ日和な一日でした。




■コーヒー農園でもヘンプが自生
この日、ティラキタ買付班がカトマンズ市内を離れたのは、ヒマラヤのコーヒー農園を見学しに行くためでした。 森のように繁茂しているヘンプの木々を横目に見つつ進みます。 このヘンプは高さ3-4mはありそうです。





■ヘンプでどんな物が作れるの?
日本ではまだまだ馴染みが薄いヘンプ製品。どんなものが作られているのかちょっと紹介してみます。 こちらはヘンプボール。ヘンプを糸にして、巻いたものです。天然のヘンプから作られているので、ちょっと粗めの手触りです。





雑草のように麻が・・夢のようですね。以前、福島の山育ちの父が「昔はそこら辺の生えてた」と言ってましたので日本も雑草として普通にわさわさ生えてたみたいですね。麻の生命力とユーティリティは麻紋様や麻の付いた地名が多いことからも大切にされてきたのでしょうね。敗戦時GHQの指導で刈られてしまったのでしょうか?この国もそろそろ長い悪夢から醒めてもいい頃と思います。
ところでこの記事の取材は最近のものですか?ウィルス騒ぎはやや収まって出入国も普通にできるようになったのでしょうか?
仰られるように、戦前まで日本は麻の国であったようですね。
日本各地に残る地名、布地のデザイン、神社の注連縄など、その跡は日常のいろいろな所に残っていると思います。
さて、この記事の写真ですが、ちょっと前のコロナ前のものです。
現地と連絡は取れていて、問題なく商品はやってきますが、現在、私達も海外に行けていませんので…。
スタッフ一同、コロナが早く終わるといいなって心から願っています。