布の素材を見分けたい! アジア雑貨屋さんが実践しているたった一つの簡単な方法

2020年7月2日 商品について , ,
■布の素材を見分けたい時
布の素材を見分けたい時って、どうしていますか?手で触ってみます? 見た目で判断します?手で触っても、見た目でも、正直よくわからないですよね。 実際問題、素材を見た目や手触りで見分けようと思ってもほぼ不可能です。もちろん布や衣類を長年扱ってる私たちでも不可能です。一見シルクのような光沢でも、実は表面加工がされているコットンだったりする場合もあります。つい先日も、見た目も手触りもシルクのように見えた、このアジュラック布がコットンだって知ってビックリした所ですもん。
■衣類のラベルはアテにならない
衣類のラベルを見ればいいかもしれません。でも衣類にラベルがなかったらどうでしょう? 衣類のラベル表示が間違っていたらどうでしょう?このラベルがなかったり、ラベル表示が間違っているのはアジア商品では非常によくあることですが、私達ティラキタは日本で販売している訳ですから、そこはちゃんとしなければいけません。布切れ一枚で何も表示がなかったらどうでしょう?こんな状態の布の束にはラベルはついていませんし…実際、困りますよね。
■布の素材を知りたい時は燃やしてみよう!!
そんな時でも2秒で素材がほぼ確実に判別できる方法があるのです。その答えは…布の素材を簡単に、正確に知りたい時は燃やしてみるのが正解!! 私たちが知る中で、これ以上簡単で、これ以上正確に布の種類を判別する方法はありません。燃やしてみて、燃え方を見て、匂いを嗅いで、そして灰の状態を見れば、布の素材はすぐにわかります。どんなに表面加工がされていて、他の生地のように見えても、決して間違えることありません。
■早速燃やしてみましょう。
燃やす時は、本当に小さなかけらだけあれば大丈夫。だから衣類の端っこでも大丈夫です。燃やしてみて炎の臭いを嗅ぎましょう。 どんな臭いがしますか??草木の匂いでしょうか? それとも髪の毛の匂いでしょうか? それともビニール袋を燃やした匂いでしょうか?この匂いでほぼ素材が分かります。紙や草木を燃やした匂いがする時は植物から作られている繊維なのでコットンかレーヨンですね。髪の毛を燃やした匂いがする時は、動物の一部から作られている繊維なのでシルクかウールです。ビニールを燃やした匂いがする時は、石油から作られた繊維。すなわちポリエステルやナイロンです。
■灰の状態を見てみましょう
灰の状態でも素材が分かります。簡単にわかる特徴は、灰になってさらりと崩れるか、玉になるか、溶かした状態で伸びるかどうか。灰になってさらりと崩れる場合は植物性。だからコットンかレーヨンです。 玉になる場合は、玉を潰してみます。玉が潰れる場合はシルクかウール。硬いプラスチックの玉になり、素材によりますが、熱いうちに引き伸ばすと糸状になるのは化繊です。
■まとめました!
より分かりやすいように表にまとめてみました。 「布は燃やす」と覚えておくだけで、本当に簡単に布の種類が判別できますよ。是非試してみてくださいね。
素材燃え方臭い灰の状態
コットン・麻・レーヨン紙を燃やす感じ紙を焼く匂い柔らかく手で潰すと粉になる
シルク・ウール髪の毛を燃やす感じ髪の毛を焼いた匂い黒い塊になるが、手でホロリと崩れる
化繊溶けながら燃えるビニールを焼いた匂い塊になり崩れない
こちらのサイトでは、ポリエステルやレーヨンなど、各種化繊の判別方法も書いてありますが…正直そこまで見分ける必要はあまりないかなぁ…
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