ドーサはどうさ? とっても美味しい南インドの人気料理ドーサを解説してみる
■ドーサ大好き!!!
インドに行くと、ついついカレーばかりになってしまうティラキタ買い付け班にとって、救世主とも言うべきメニューがドーサです。
ドーサとは、南インドの伝統的な料理で、イメージとしてはインド版のカリカリクレープ。特に辛くなく、スナックのようにして食べられるので、カレーに飽きちゃった時に本当に助かるんですよね。
ドーサは生地を平たい鉄板の上でくるりと焼いて、その中にじゃがいものフィリングを入れたり、チーズを入れたりして作るクレープと同じ様な料理なので、とっても味のバリエーションが豊富です。
ドーサはそのクリスピーな感じ、ヘルシーな感じが受けて、元々は南インド料理だったのですが、今ではインド全域で広く食べられている人気料理になっています
■色々なドーサ
ドーサには様々な種類があります。まず一番最初に中に何も入っていないドーサがすべてのドーサの基本です。ドーサと一緒にココナッツチャツネと、サンバルが大体ついてきます。これが一番シンプルなパターン。
ドーサの中に、カレー味のポテトフィリングを入れるとマサラドーサになります。
このマサラドーサがドーサの中では一番ポピュラーで、よく見られるスタイルです。
この写真は南インド料理の定番店サラバナ・バワンのドーサですが、ドーサと一緒にココナッツチャツネ、ミントチャツネ、サンバルなど色々な付け合せが付いてきます。
ドーサを焼くときに、油を使わずギーを使うと濃厚なギードーサになります。
そこにスライスしたオニオンを入れるとオニオンドーサになります。
この写真はちょっとファーストフードっぽい盛り付けです。
インドには他にも色々なドーサがあります
マイソールドーサや、マイソール・マサラドーサ。
マイソールマサラ・サダ・ドーサなんてのもありますね。
パニールというカッテージチーズが入った、パニール・ドーサや、それにじゃがいものフィリングが入った、パニール・マサラ・ドーサも人気です。
ペーパードーサという大きなドーサもあります。
ペーパードーサは人間とほぼ同じだけの横幅がある、びっくりサイズ。こんなの食べきれないよ!と思いがちですが、ペラペラのカリカリなので、意外と食べれてしまいます。
また、ドーサを三角形にして山のようなフォルムにしたマウンテン・ドーサと言う変わり種もあります
この様にお皿からだいぶはみ出しちゃってるドーサとか
三角形のドーサもあります。
この様に一口にドーサと言っても、その形も味も様々で、ドーサはシンプルなのに奥が深い、とっても追求しがいのある料理なのです。
■ ドーサの作り方
ドーサの作り方の基本的なイメージとしては「クレープと大して変わりがない」作り方だと思っていいと思います。
クレープと大きく違うのは、生地の材料です。クレープは小麦粉を使いますが、ドーサは米とウラド豆を使います。米とウラド豆の粉を、給水させてすりつぶし、ペースト状にしてから発酵させたものを生地にします。またドーサはクレープよりももっとカリカリに焼きます。
さて、それでは実際にドーサが作られる所を見てみましょう。
ウラド豆の粉を一晩発酵させ、液体状にした生地を焼いて作ります。底が平らな金属のカップで、ドーサ生地をすくいます。底が平らなカップを使用している理由は、そのカップの底でドーサを丸く伸ばす動作もするから。
鉄板の上でドーサを伸ばし始めました。
ぐるぐる。ぐるぐる。2つできました。
鉄板の上のドーサに、たまにギーを垂らしながら、カリカリになるまで焼きます。
焼いている途中でじゃがいものフィリングを入れます。カレー風味のフリングです。
だいぶ焼けてきました。
焼けたので、くるくると巻き始めました。
この様にくるりと巻いて完成です!
焼き立てのアツアツが美味しいですよ!
調べてみると、神奈川に5-10店、東京にもそれなりの数のドーサが食べられるレストランがあるみたいです。ぜひ一度、インドレストランに行ったら、カレーの代わりにドーサを頼んでみてください。
そのクリスピー感、インド料理と思えない感じがとても美味しいですよ!!!
ティラキタ買い付け班、強力にオススメの一品です!!