オートリクシャに愛を感じて。 同じようでいて色々と個性がある各地のオートたち
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■インド乗り物の王様、オートリクシャ
今回はインドの各地を旅行して発見した、様々なオートリクシャを紹介したいと思います。つるんとしたキュートなフォルムも。
小さなエンジンが頑張ってる感じも。
チビが風を切って走る感じも。
しつこいオートリクシャの運転手も。
その全てがオートリクシャの魅力です。「インド好きはみんなオートリクシャが好きだよね!?」って思い込んじゃうほど、オートリクシャは魅力的。今はインドの乗り物と認識されているオートリクシャですが、その起源は1934年に日本の郵政省が使用済みの3輪自動車20000台をタイに輸出したことから始まるのだそうです。
オートリクシャがとっても大好きなティラキタ買い付け班、インドの各地でオートリクシャに乗ってきました、実は、オートリクシャって、一番最初は完全に同じ形のオートリクシャがインド全土で走っているんだと思っていました。
標準的なのはこの形です。
みんなが知っているポピュラーな形ですよね。BAJAJというインドの会社が作っています。CNGと言う天然ガスを使用しているのがひと目でわかる緑色の車体と、黄色の幌の色合いのマッチングが素敵です。顔の部分が黒く覆われているのが新型で、覆われていないのが一昔前の旧型です。
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ジャイプールのオートリクシャです。ジャイプールはデリーにほど近いからなのか、デリーとほとんど同じ形をしていました。
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こちらはバラナシのオートリクシャ。こちらもデリーのオートリクシャと形は一緒ですが、より狭い所に無理やり突っ込んだり、乱暴な扱い方をされるのでしょう。ライトには鉄の保護がつけられています。手前のオートの傷を見ていると、どれだけ乱暴な扱いをされているかがよくわかります。ガリガリですもん。
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こちらはグジャラート州ブージのオートリクシャ。標準のオートリクシャと似ていますが、どことなくちょっと違いますね。
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だいぶ変わった形のオートリクシャもあります。パキスタンとの国境付近で見かけました
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こちらはチェンナイのオートリクシャ。北インドのオートリクシャは黒や緑が基本色ですが、南インドのオートリクシャは、黄色一色です。
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こちらは、デリーから400Kmほど北上したチャンディーガルに生息している青色のオートリクシャです。向かって左側のオートリクシャは色は違うけど、デリーのオートとほぼ同じ形をしています。
右側の2台はちょっと背が高く、四角いフォルムをしていますね。ライトも一個ですし、どことなく違う感じを受けます。
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標準のオートリクシャと大きく違うのが、ジョードプルのオートリクシャです。ひと目見て、ジャイアント馬場の顔が頭のなかに出て来る位の縦長っぷり!! ドライバーの趣味だと思いますが、孔雀の羽が差し込まれているのもインドっぽいですね。
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仕事用のジョードプルのオートリクシャ。至る所ボコボコで、すごい使い込まれ方です。
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■顔を描かれたキュートなオート!
インドを旅行しているとごくたまに、顔を描かれたキュートなオートに出会います。本当にレアな存在で、なかなか発見することができないのですが。たまに見つけると、そのキュートさにメロメロになってしまいます。ヒマラヤの国マナリでタクシー業務についていた、くちびるとめんたま付きのオート! ヤバイ…カワイすぎる!!!
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こちらはチャンディーガルで見かけた目と口付きのオート。これもまたカワイすぎる!!
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■インド以外にもオートリクシャが!
そしてこちらはお隣の国バングラデッシュ、ダッカのオートリクシャ。ダッカのオートリクシャはベースとなる形は一緒ですが、なぜか全面に鉄網が嵌められています。このダッカのオートは、オートリクシャならではの開放感や気持ちよさが全くなく、逆に監禁されている感じすらしてくるイマイチな乗り物でした。![](http://blog.tirakita.com/wp-content/uploads/2017/07/Dhaka.jpg)
愛らしいフォルムのオートリクシャ、インド亜大陸だけで走っているのかと思っていたのですが…なんと! 地球の反対側のペルーでも発見!! この写真はペルーのワカチナと言う街で走っているのを目撃した所で、日常的な生活の足として使われていました
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日本でもオートリクシャに乗っている人をたまに見かけますので、きっと、僕達と同じように、オートリクシャLOVEな人達が数多く居るんだろうなぁって勝手に思っています。
いろいろな国で愛されているオートリクシャ、僕も一台欲しいなぁ…