インド人! 君たちは天才か、何も考えていないか、どっちだ?
まず、何も考えずにこの写真を見てください。
これはデリーのある建物の中で見つけた電気のスイッチ盤です。スイッチ盤の上に整然と並ぶスイッチ…って、あまりにもスイッチがありすぎて、電気を点けたいとき、どれを押せばいいか全く判りません。
頭の上の電気を点けたいとして、一番左から正解のスイッチが来るまでポチポチと点けたり消したりするんでしょうか? それとも、全部配置を覚えていて、すぐにその位置のスイッチを間違いなくポチリと出来るんでしょうか?
ブレーカーのようなスイッチを抜かすと54個も同じようなスイッチが並んでいて、本当にただ整然と並んでいるだけなので、どれがどのスイッチだか、一見してさっぱり判りません。スイッチに目印らしきものは一個もついていないので、わからなさ加減がブーストします。
こんな不親切なスイッチ、初めて見た人だけでなく、どう考えても毎日使っている建物の住人も困ると思うんですよね。スイッチを間違えなければいけない罰って、どんな陰険な罰なんでしょう? 正直、こんなひどいスイッチ盤、いくらインドでも、ここだけだと思っていたのですが…またありました!!
これはコルカタで見つけたスイッチ盤で、45個のスイッチが円形状に並んでいます。綺麗に円形状に並んでいるので一見判りやすそうですが、これ、さっきのよりも覚えるのにコツが要りますよね。さっきのスイッチ盤は「右から2つ、左から4つは頭の上の蛍光灯」と覚えることが可能ですが、これはどの様にしても覚えられません。
天才のインド人でもさすがに覚えづらかったのか、よく使いそうなスイッチには矢印が書いてあります。「こんな面倒なスイッチ盤、作らなきゃいいのに」なんて思うのですが…きっと、これを作ったインド人の心のなかでは「うん、綺麗に配置できた!! 素敵な扇形が出来たよ!!」と大満足だったのでしょう。
日本でこれを作ったら「使いづらいんだよ!! ボケェェェ!!」と怖い人に怒られそうですが、ここはインド。こんなスイッチ盤は平然と存在し、平然と使われています。
電気は間違えてもあまり困らないからいいとして…間違えると結構困ってしまうものにも、このインド式記憶システムが使われていました!!!
これは、シュルティボックスと言って、常時同じ音を出し続ける携帯オルガンです。必ず同じ音を出すので、楽器のチューニングの時やインド古典を歌う時に使われる様なのですが…これもまた、どれがどの音だかさっぱり判りません。39個のつまみのどれか一つを開けると、「プオー」と一定の高さの音が連続して出るのですが、これ、人前で演奏するときに間違って別の穴を開けて、ぜんぜん違う音が出たらどうするんでしょう?
「転ばぬ先の杖」って日本にことわざがありますけど、インド人ではそういう事、考えないのでしょうか? スイッチが多すぎて面倒って思わないのでしょうか?
もしかしたら、このインド式記憶システム=インドのまとめスイッチがインド人の記憶力を育んでいるのかもしれませんが…「ものには限度ってのがあるよねぇ、インド人様!!」と正面から日本人の正論を押し通したい気持ちでいっぱいです。
これはデリーのある建物の中で見つけた電気のスイッチ盤です。スイッチ盤の上に整然と並ぶスイッチ…って、あまりにもスイッチがありすぎて、電気を点けたいとき、どれを押せばいいか全く判りません。
頭の上の電気を点けたいとして、一番左から正解のスイッチが来るまでポチポチと点けたり消したりするんでしょうか? それとも、全部配置を覚えていて、すぐにその位置のスイッチを間違いなくポチリと出来るんでしょうか?
ブレーカーのようなスイッチを抜かすと54個も同じようなスイッチが並んでいて、本当にただ整然と並んでいるだけなので、どれがどのスイッチだか、一見してさっぱり判りません。スイッチに目印らしきものは一個もついていないので、わからなさ加減がブーストします。
こんな不親切なスイッチ、初めて見た人だけでなく、どう考えても毎日使っている建物の住人も困ると思うんですよね。スイッチを間違えなければいけない罰って、どんな陰険な罰なんでしょう? 正直、こんなひどいスイッチ盤、いくらインドでも、ここだけだと思っていたのですが…またありました!!
これはコルカタで見つけたスイッチ盤で、45個のスイッチが円形状に並んでいます。綺麗に円形状に並んでいるので一見判りやすそうですが、これ、さっきのよりも覚えるのにコツが要りますよね。さっきのスイッチ盤は「右から2つ、左から4つは頭の上の蛍光灯」と覚えることが可能ですが、これはどの様にしても覚えられません。
天才のインド人でもさすがに覚えづらかったのか、よく使いそうなスイッチには矢印が書いてあります。「こんな面倒なスイッチ盤、作らなきゃいいのに」なんて思うのですが…きっと、これを作ったインド人の心のなかでは「うん、綺麗に配置できた!! 素敵な扇形が出来たよ!!」と大満足だったのでしょう。
日本でこれを作ったら「使いづらいんだよ!! ボケェェェ!!」と怖い人に怒られそうですが、ここはインド。こんなスイッチ盤は平然と存在し、平然と使われています。
電気は間違えてもあまり困らないからいいとして…間違えると結構困ってしまうものにも、このインド式記憶システムが使われていました!!!
これは、シュルティボックスと言って、常時同じ音を出し続ける携帯オルガンです。必ず同じ音を出すので、楽器のチューニングの時やインド古典を歌う時に使われる様なのですが…これもまた、どれがどの音だかさっぱり判りません。39個のつまみのどれか一つを開けると、「プオー」と一定の高さの音が連続して出るのですが、これ、人前で演奏するときに間違って別の穴を開けて、ぜんぜん違う音が出たらどうするんでしょう?
「転ばぬ先の杖」って日本にことわざがありますけど、インド人ではそういう事、考えないのでしょうか? スイッチが多すぎて面倒って思わないのでしょうか?
もしかしたら、このインド式記憶システム=インドのまとめスイッチがインド人の記憶力を育んでいるのかもしれませんが…「ものには限度ってのがあるよねぇ、インド人様!!」と正面から日本人の正論を押し通したい気持ちでいっぱいです。