インドの壁画が素敵! 壁画コレクション
インドに行くと、これは素敵!! って言う事によく出会います。それはインドの素敵な音楽だったり、インドの素敵な人々だったり、長距離列車の金額の安さだったりと様々なのですが、その中でもふと心を奪われてしまうのがインドの壁画です。
日本では建物に壁画を描くという習慣はありませんが、インドでは建物に壁画を描くのは当然のこと。絵を描くことは家を華やかにし、建物の風格を上げる行為として認識されています。マハラジャの都ジャイプルでは絵を描いているのはお金持ちの家ばかりですので、壁画は富と反映の象徴なのでしょう。
アーデヴァシーと呼ばれる先住民族の間では自宅に壁画を描くのは吉兆を呼ぶ行為と考えられ、特にビハール州のミティラー地方では伝統的に壁画として描いていた絵の芸術性が評価され、世界的にもコレクターがいるほどの高い評価が与えられています。ミティラー画が描かれた商品は当店でも扱っているのでご存じの方も多いかもしれません。
と、言うことで今回はインドパパが今までのインド訪問で集めたインドの壁画を紹介してみます。
まずはジャイプルで見つけた壁画から。
小さな掘っ立て小屋に土色の壁材をテラコッタな雰囲気で塗り、その上から美しいインド模様を描いています。インドというとカラフルなものばかりを思い浮かべますが、このシンプルなデザインもまたインドならではです。

薄い緑色の白い壁につる草模様が描かれています。つる草の中にはピンクの花も咲き、カラフルで鮮やかな感じです。

宿の天井に描いてあった素晴らしい壁画です。中央には扇風機を取り付けるパーツが残っているのですが、それを中心としてシンメトリーに美しく模様が描かれています。この宿は高かったので泊まれなかったのですが、インドパパ、いつかこんな素敵な壁画がある高い宿に泊まってみたいものです。

壁画を描くのは外から見えるところばかりではありません。この様にあまり人目に触れない高いところにも丁寧に壁画が描かれていたりします。インドの人たちの美意識の高さをうかがい知ることが出来ます。

これは素晴らしい!! と思わす撮影せずにはいられなかった壁画です。イスラム風の建築様式に加え、インドならではのつる草パターンと吉兆の孔雀、そしてイスラムの影響を受けていると思われる青の幾何学波模様。こんな素敵な壁画がポロッと街を歩いていると見つかるのですから素晴らしいです。

テラコッタの壁に描かれたシンプルな模様です。シンプルだけれとも、独自の美意識を感じますね。

ジャイプルでのインドパパの定宿Chitra Katha。値段の割に安くて清潔、何よりも北東インド出身のシェフたちが作るインド料理がジャイプルのどこよりも美味しいとあって、大のお気に入りなのですが、宿の中のセンスも魅力的なのです。受付にはこのように美しい絵が描かれています。

ここから街がプシュカルに変わります。プシュカルはジャイプルから電車で2時間、バスで1時間のインドの田舎町。小さな湖があるヒンドゥー教の聖地です。ヒンドゥー教の聖地だけあって、街にはいろいろな所に壁画が描かれています。
これはプシュカルのレストランの中で発見したもの。背景の青の色彩の選択も素晴らしければ、ぞうさんも可愛いです。

マハラジャですね。きっと、これから背景部分を描き足すのでしょう。全体的なディティールはインドのミニアチュールと呼ばれる細密画からの影響を見ることが出来ます。

壁一面に描かれたミニアチュール。マラハジャが戦争に行くところでしょうか。昔ながらのモチーフを丁寧に描いています。

シンプルな中に統一された美を感じる壁画。白と緑の色使いが見事ですね。

建物の外に出てみると、小さな祠に猿の神様ハヌマーンが描かれていました。こんな感じはいかにもインドらしいですね。

壁画でなくてお店の看板ですが…なんとも下手なマハラジャくんです。下手を通り越して、むしろチャーミングだと思ってしまうのは僕だけでしょうか?

昔の宮殿風の建物にも壁画が描かれていました。何十年前に描かれたものなのでしょうか…なんともシックで完全に建物の一部になっています

砂漠の国ラジャスタンの壁画らしく、駱駝に乗ったマハラジャとマハラーニ。

この壁画はヒンドゥー教の聖地で北インドの観光ルートにも含まれているバラナシにて。
シヴァにガネーシャと言ったヒンドゥー教の神様がカラフルに描かれています。

ざっと見てきましたが…この様にインドの壁画と一口に言っても、モチーフも題材も、そしてタッチも様々。でも、どんなにタッチが違くても、モチーフが違くても描かれている絵からはインドが匂い立っています。
最後には…ムンバイで見つけた電場系の壁の張り紙。
こんな電波系の張り紙、日本でも貼ってある場所ありますよね。
あ、ごめんなさい!!! これは壁紙ではないですよね。でも、壁に貼ってあったのでつい…


日本では建物に壁画を描くという習慣はありませんが、インドでは建物に壁画を描くのは当然のこと。絵を描くことは家を華やかにし、建物の風格を上げる行為として認識されています。マハラジャの都ジャイプルでは絵を描いているのはお金持ちの家ばかりですので、壁画は富と反映の象徴なのでしょう。
アーデヴァシーと呼ばれる先住民族の間では自宅に壁画を描くのは吉兆を呼ぶ行為と考えられ、特にビハール州のミティラー地方では伝統的に壁画として描いていた絵の芸術性が評価され、世界的にもコレクターがいるほどの高い評価が与えられています。ミティラー画が描かれた商品は当店でも扱っているのでご存じの方も多いかもしれません。
と、言うことで今回はインドパパが今までのインド訪問で集めたインドの壁画を紹介してみます。
まずはジャイプルで見つけた壁画から。
小さな掘っ立て小屋に土色の壁材をテラコッタな雰囲気で塗り、その上から美しいインド模様を描いています。インドというとカラフルなものばかりを思い浮かべますが、このシンプルなデザインもまたインドならではです。

薄い緑色の白い壁につる草模様が描かれています。つる草の中にはピンクの花も咲き、カラフルで鮮やかな感じです。

宿の天井に描いてあった素晴らしい壁画です。中央には扇風機を取り付けるパーツが残っているのですが、それを中心としてシンメトリーに美しく模様が描かれています。この宿は高かったので泊まれなかったのですが、インドパパ、いつかこんな素敵な壁画がある高い宿に泊まってみたいものです。

壁画を描くのは外から見えるところばかりではありません。この様にあまり人目に触れない高いところにも丁寧に壁画が描かれていたりします。インドの人たちの美意識の高さをうかがい知ることが出来ます。

これは素晴らしい!! と思わす撮影せずにはいられなかった壁画です。イスラム風の建築様式に加え、インドならではのつる草パターンと吉兆の孔雀、そしてイスラムの影響を受けていると思われる青の幾何学波模様。こんな素敵な壁画がポロッと街を歩いていると見つかるのですから素晴らしいです。

テラコッタの壁に描かれたシンプルな模様です。シンプルだけれとも、独自の美意識を感じますね。

ジャイプルでのインドパパの定宿Chitra Katha。値段の割に安くて清潔、何よりも北東インド出身のシェフたちが作るインド料理がジャイプルのどこよりも美味しいとあって、大のお気に入りなのですが、宿の中のセンスも魅力的なのです。受付にはこのように美しい絵が描かれています。

ここから街がプシュカルに変わります。プシュカルはジャイプルから電車で2時間、バスで1時間のインドの田舎町。小さな湖があるヒンドゥー教の聖地です。ヒンドゥー教の聖地だけあって、街にはいろいろな所に壁画が描かれています。
これはプシュカルのレストランの中で発見したもの。背景の青の色彩の選択も素晴らしければ、ぞうさんも可愛いです。

マハラジャですね。きっと、これから背景部分を描き足すのでしょう。全体的なディティールはインドのミニアチュールと呼ばれる細密画からの影響を見ることが出来ます。

壁一面に描かれたミニアチュール。マラハジャが戦争に行くところでしょうか。昔ながらのモチーフを丁寧に描いています。

シンプルな中に統一された美を感じる壁画。白と緑の色使いが見事ですね。

建物の外に出てみると、小さな祠に猿の神様ハヌマーンが描かれていました。こんな感じはいかにもインドらしいですね。

壁画でなくてお店の看板ですが…なんとも下手なマハラジャくんです。下手を通り越して、むしろチャーミングだと思ってしまうのは僕だけでしょうか?

昔の宮殿風の建物にも壁画が描かれていました。何十年前に描かれたものなのでしょうか…なんともシックで完全に建物の一部になっています

砂漠の国ラジャスタンの壁画らしく、駱駝に乗ったマハラジャとマハラーニ。

この壁画はヒンドゥー教の聖地で北インドの観光ルートにも含まれているバラナシにて。
シヴァにガネーシャと言ったヒンドゥー教の神様がカラフルに描かれています。

ざっと見てきましたが…この様にインドの壁画と一口に言っても、モチーフも題材も、そしてタッチも様々。でも、どんなにタッチが違くても、モチーフが違くても描かれている絵からはインドが匂い立っています。
最後には…ムンバイで見つけた電場系の壁の張り紙。
こんな電波系の張り紙、日本でも貼ってある場所ありますよね。
あ、ごめんなさい!!! これは壁紙ではないですよね。でも、壁に貼ってあったのでつい…


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