手巻きたばこの巻き方
一章:手巻きたばこの巻き方、特徴
1,手巻きたばことは?
手巻きたばことは、紙に巻かれていないたばこ葉を、自分好みのフィルターや巻紙を使用し、自分だけのオリジナルを愉しむたばこです。
自分でたばこを作ることにより、一本あたりの価格もかなり抑える事ができます。
日本ではあまり知られてはいませんが、高税率で悩む欧米諸国ではたばこの単価を極力安くする為、今や手巻きタバコが主流になってきています。
■手巻きたばこを始めるにあたって
まず、手巻きたばこを始める際は下記の4点をご用意下さい。
巻紙、フィルター、巻器(ローラー)、シャグたばこ
シャグたばことお好みのフィルター、ローラー、巻紙を用意します。巻紙はローラーのサイズにあった物を使用してください。
2.各手巻きアイテムの説明
■巻紙■
手巻きたばこを巻き上げる為の専用紙。巻紙の燃え方には2つのタイプがあり、市販で売られている通常のたばことほぼ同様の速さも燃えるのが「フリーバーニング」、それより遅く燃える紙を「スローバーニング」といいます。
紙の厚みや種類によって味わいが変わる、手巻きたばこに一番重要なアイテムです。
■巻器(ローラー)■
手巻きたばこを簡単に巻き上げる為のアイテム。
慣れてくるとこの巻器を使わずに巻くことができますが、初めての方には簡単にたばこを巻くことができる巻器をお勧めします。
■フィルター■
喫煙の際のニコチンやタールを軽減させる為のアイテム。
フィルター無しでも喫煙は可能ですが、煙が直接はいってくるため、喫味に苦味やいがらっぽさが含まれる事があります。
種類も様々で、フィルター内にチャコールが含まれているものやメンソールタイプのフィルターもあります。
■刻みたばこ■
たばこの種類は様々で、ノンフレーバー葉やカクテルフレーバー、メンソール葉など沢山の種類があります。
好みのたばこ葉をブレンドすることにより、自分だけのオリジナルたばこを作ることができます。
二章:巻器(ローラー)を使った巻き方
1,たばこ葉の詰め込み
ローラーの?を持ち上げながら手前に動かし、ベルトを広げた後、ローラーの中心に窪みを作ります。
その窪みの片端にフィルターを置き、手で軽くほぐしたたばこ葉を均等に詰め込んでいきます。
※詰め込みすぎるとローラーが回らなくなってしまうので、軽い一摘み(0.5g?0.7g程度)を均等に入れて下さい。
2,形の形成
均等に詰め込んだら、先程広げたローラーの?を持ち上げながら、最初の状態に戻します。
はみ出てしまっているたばこは取り除き、形の成形の為、ローラーを下方向にゆっくり4?5回程度回します。
3,巻紙をローラーに巻き込ませる
ローラーのサイズにあった巻紙を一枚用意し、ベルトの間にはさみ、巻紙の糊面が写真のように手前にあることを確認したあと、ローラーの?を下方向へゆっくりと回して行きます。
巻紙の糊面が写真の位置程度に来るまでローラーを回します。
糊面のみをローラーから残したら、糊面を軽く濡らし、再度同じように下方向へ2?3回程度ゆっくりと回します。
※葉のつまった細巻きのたばこを作りたい場合は、紙を引っ張りながら巻き込んでいくと細い仕上がりになります。
4,オリジナルたばこの完成!
巻紙を完全に巻き込ませた後、ローラーの?を持ち上げながら手前に動かすと巻紙に包まれたたばこが出てきます。
たばこを取り出し、先端部にはみ出てしまっているたばこ葉を取り除けばオリジナルたばこの完成です!