お祭りへの情熱がすごすぎる!! コルカタでドゥルガープジャを見る【ティラキタ駱駝通信 11月14日号】

ティラキタ駱駝信 2013年11月14日号

こんにちは!!
インドパパこと、ティラキタの梅原です

クリケットのバットを胴体にし、T-シャツを着せて、頭にはクリケットのボールで作った少年たちが並んでいます。これは一体何でしょう?



ちょっと奥に進むと、壁一面に広がる鳥、天井に隙間なく埋められている色とりどりの凧がありました。何日のディスプレイのようでもあり、展示会のようでもあります。天井には小さなボールが浮いて、まるで宇宙みたいな雰囲気です。これは一体何なのでしょう…?



美しいけど、手に刀や盾を持った女神様が一番奥に居ました。その周りは大変綺麗に飾られています。女神様の首には色とりどりの花輪がかけられ、祝祭感たっぷりです。これは一体何なのでしょう………?



実はこれ、11月の頭に行われるドゥルガープジャ、別名ナブラトナと呼ばれるお祭りです。ドゥルガーは手に武器を持ったヒンドゥー教の女神様のことで、プジャは「お祈り」や「礼拝」のこと。なのでドゥルガープジャとは、女神様への祈りと言う意味なのです。ドゥルガープジャは主にベンガル地方で祝われますが、中でもインドの東の大都市コルカタのドゥガープジャは大変有名です。

ちょっと前にリポートしたプレハブの大きなお寺はバラナシのものですが、今回紹介するのはコルカタのもの。コルカタではパンダール=一時的な場所と呼ばれる大きな寺院が街のあちこちに出現します。その数は1万以上になるとか…文字通り、街をあげての盛大な祝祭です。

それでは、コルカタのパンダールをイロイロ見て廻りましょう!!

バックパッカーの集まるサダルストリートにも小さな、小さなパンダールがでていました。 小さなパンダールでも、花輪とバナナなどのお供えは欠かせません。この花輪、花の首の部分だけをチョン!と切って糸で繋げて作られます。これも面白い所で、私達日本人だったら絶対に花を首から切るなんてことはしませんよね。「あぁ、もったいない!」って思うはずです。でも、インド人は首だけの花を加工したり、飾ったりするのがお好みのようです。




高層ビルの真ん中にもパンダールがありました。ピンク色の以下にも手作りのパンダールです。見た目はショボイですが…自分たちで、手作りでこれを作ってしまうって凄いですよね。日本人でこれを作れる人ってなかなか居ないのではないでしょうか…



中に入ってみると、やっぱり、ドゥルガーが綺麗に飾られていました。


一軒家のようにぽつんと可愛く作られたパンダールがありました。よく見ると、パンダールの上から電柱がニョキッと首を出しています




全面、木で作られたパンダールもありました。この地域は木の職人さん達が住むエリアらしく、街を歩いていると、工房が幾つもありました。地域柄、木工が得意なのでしょう。自分たちの色が出ている素敵なパンダールです。



中に入るとやっぱりドゥルガーが同じように祀られています。



この季節のインドのお祭りって、このドゥルガープジャだけではありません。ディワリという光のお祭りがあり、イスラム教の犠牲祭がありと、イベントが目白押し。

でも、インド人達はどうしてこんなにお祭りに力を入れられるのでしょうか?
実はそれには理由があるんです。

インドの夏。インドの夏て言ったら日本のそれとは比較にならないほど厳しく暑いものです。最近は日本も徐々に暑くなってきてはいますが…それでも42度くらいですよね。暑さに苦しんだ方には申し訳ないと思いますが、42度とかインドに比べたらまだまだです。インドの夏は、一日に1.5Lのミネラルウォーターを5本は飲まないと血がドロドロになって病院送りになるとか、電線にとまった鳥が熱くて落っこちるとか、ドライヤーの出口と温度がたいして変わらなくなるとか、そんな地獄のような暑さです。



そしてその後に続くモンスーンの季節。正直、モンスーンの始まりは最低です。日本の梅雨のジメジメなんて比ではありません。暑い日々が続いたある日、カラカラに乾いた大地に雨が降りはじめます。それは嬉しいものですが…でも、40度に焼けた鉄板の上に、水を注ぐようなものなんです。すなわち、湿度100%、温度40度、屋外に出ると雨が降っているという、世にも最悪な状況が出現します。



インドの気候はこの様に非常に過酷です。酷暑期は4月から7月まで続き、モンスーンは7月から9月まで続きます。そしてその後にやってくる快適な季節。快適で、過ごしやすく、自然とうれしくなる季節。当然のようにインドではそこに、お祭りが集中するのですね。


「素敵な季節がやってきた! さぁ、遊ぶぞ!!」って言う六ヶ月溜め込んだパワーが開放される季節、それがインドの秋なんです。
インドに行くならぜひ秋の季節に。
お祭りの暦をチェックしてお出かけください。
素敵な旅が待っています。


オールナイトでインド古典が楽しめるイベントが開催されます

北インドではコンサートはオールナイトが普通です。夜から朝までのゆったりした時間の中、音楽を聞いたり、お喋りをしたり、食事をしたり、寝たりと自由に過ごしながら音楽を楽しみます。

インド古典好きはそんな素敵な環境のコンサートが大好き。 でも日本では2時間か3時間のコンサートがほとんどで、残念ながらオールナイトのインド古典コンサートはまずありません。

「なければ、自分たちで企画しよう!」という事で、14年間岐阜でオールナイトコンサートを企画してきた沙羅双樹とティラキタが力を合わせて、僕達が理想とする形のオールナイトインド古典コンサートを企画しました。


チケットはティラキタから買えますよ!!

ティラキタはやっぱりオトク! 現在送料無料です!


通販したいけど、送料ってやっぱり悩みの種ですよね。ティラキタはやっっぱりオトク! 現在、11月17日まで送料無料キャンペーンを行っております。
北海道から九州まで送料無料で何でもお届けしちゃいますよーー!!


【今週のレシピ】べーサン・ドーサ

豆粉で作る簡単ヘルシーインド風クレープ。ドーサはもともと、南インドの料理ですが、そのクリスピーさ、美味しさ、手軽さから全国区の料理になってきたドーサ。

広いインド全土で食べられるようになったので、レシピもイロイロな派生版が出現しています。こちらのドーサはウラド豆の標準的なドーサとは違う、ベサン粉を使ったドーサのレシピです。

豆粉はけっこう腹持ちがいいので、意外と少量でお腹いっぱいになるかもですね!

細かい作り方は上記のリンクからどうぞ。 また、レシピを書くと最大500ポイントが貰えるキャンペーンもやっています

1.メルマガで大人気! 残念な動物シリーズ が新入荷!

■先週のメルマガで人気でした…が…
先週のメルマガで一番キレているフェルト製品を紹介したのですが、今回入荷したのは「これだったらまだ大丈夫かも…」とティラキタスタッフがネパールで判断したものです。が…このカエルとか、どうなんでしょう…うちのスタッフ、本当に判断して入れてきてくれたんでしょうか?

2.2014年度版ネパール ロクタ紙カレンダーが新入荷!

■手作りのロクタ紙とネパール人の描いたキャラクター
ネ今年も入荷! ネパールの2014年度版カレンダーです。チベタン密教の仏画やマンダラ、ネパールのシンボル、素朴な絵、ミティラー画風を集めたものまで、ネパールが満載です。再入荷の予定がございませんので、現品限りの販売となっております。2014年まで後少し!是非、お好みのカレンダーを見つけてくださいね。

3.オンマニペメフム柄カラーディンシャが新入荷!

■澄んだ金属音と倍音が気持ちいい
ネパールの宗教音楽に使われているディンシャ。国が違い名前は違っても、文化圏が一緒なので、インドのマンジーラと言われる楽器と大きな違いはありません。 両手でそれぞれをぶら下げるように持ち、ゆっくりとぶつけることで、長く澄んだ音が響きます。

4.インドの映画雑誌の最新号が入荷しました!!

Star Dust 2013年9月号 \780
イムランカーンの55ページブックレット付き!
Star Dust 2013年8月号 \780
IIFAアワードの55ページブックレット付き!
Star Dust 2013年9月号 \780
シャー・ルク・カーンの58ページブックレット付き!
Film Fare - 2013年10月9日号 \680
ホット! 最新インドファッション特集!
Film Fare - 2013年8月14日号 \680
シャー・ルク・カーンの特別インタビュー
Film Fare - 2013年9月11日号 \680
ディープカ・パドゥコネー特集
Femina - 2013年9月18日号 \780
インドで最も影響力のある35人の女性特集
Femina - 2013年8月7日号 \780
100年間のインド映画の歴史からBEST OF FAMINAを探す特集
Femina - 2013年10月16日号 \780
要予約な10のガジェット、レイプ犯の妻にインタビューなど、今のインドが判る読み物等

5.モコモコフリース!ルームシューズが入荷しました!

■中はフリース!とにかく暖かい!!
シューズ型で、すっぽりと足を覆えて、ふわふわの肌触り。裏生地がフリース素材なので、しっかり暖かいです。一度はいたら手放せない!寒い季節の必須アイテムですね!また、裏面はスウェード地の滑り止めが付いているので、フローリングでも滑らず安心です。

6.これは面白い! ドラゴンフルーツ風味炭酸飲料?!

■え?ドラゴンフルーツ?
南国の果物、ドラゴンフルーツ風味の炭酸飲料です。 珍しくって面白いですが、味の方は結構普通です。スポーツドリンクのような甘さを控えたすっきりとした味わい。微炭酸なので夏場ののどの渇きにはうれしい一缶。

7.フェルトの鳥さんポーチが入荷しました!

■愛嬌のある表情がたまらない!
鳥さん・・・だよね?と思わず確認したくなるくらい、個性的な顔もチラホラ見られるフェルトで作られた鳥をモチーフにしたポーチです。あれ?鳥なのにまゆ毛あるの?といった個性的なお顔もまれにありますが、ネパールの人達が一生懸命作った力作です!ひとつひとつ手作りの温かさを感じてください!

8.マレーシアの食材がイロイロ新入荷!

■多文化の地 マレーシアの食材です
マレーシアはマレーシアは、海外からの移民を多く受け入れ、その源を支える多民族国家ならではの、食文化がはぐくまれています。イスラムの文化、そして、インド、中国、タイ等の異文化・宗教が織りなす多彩な食をお楽しみいただけます。是非、簡単、便利に本場、マレーシア料理をお試しください。

9.チベット香用お香立てが入荷!

■遥かなチベットを思わせる本格的な逸品
アンティック風のデザインで、黒塗りされたフォルム、そして金色に輝く吉兆柄などが重厚な存在感を醸しだしており、インテリアとしても素敵な逸品。 また、パーツが別れており、中にコーン香を入れて楽しむこともできます。

10.大人気! インスタント・タンドゥーリ釜が再入荷!

■おうちで簡単タンドゥール!
家でも美味しいタンドゥール料理が食べたい…そう思ったインド人、遂にこんな物を開発してしまいました!!

ガスコンロの上に直接乗せるタンドゥール釜です。ガスコンロの上において火をつけるだけで、ピザ釜にも、インドの釜にもなる超インスタントなインドの逸品です。

11.シーシャのパーツがイロイロ入荷しました!

シーシャ専用ホース - 太め \1280
カラフルなホースで楽しもう

選べる可愛い5色のポップなカラフルホースがやってまいりました!

取替のホースがあれば安心ですね!存分に贅沢なシーシャタイムをお楽しみくださいませ。

【シーシャ用】ベースラバー - 大 \360
小さなパーツが無くなってしまっても安心!

「最近満足する香りがでてこない…」
「シーシャ本体から煙が漏れてきちゃう!」

こんなお悩みをお持ちの場合、接合部のゴムなどはちゃんとついていますか?
【シーシャ用】ボウルラバー2個セット \210
小さなパーツが無くなってしまっても安心!

シーシャを楽しむ際には、小さな接合部のゴムだってとても大切なパーツの一つです。組み立てる際、隙間などが出来ていては、せっかくの新鮮なフレーバーも満足する味を楽しめなくなってしまいます。
シーシャ用カラークレイトップ - 小 \490
カラフルでポップなカラークレイトップ

カラフルなクレイトップででオリジナルシーシャをセッティング!可愛いクレイトップ(フレーバー置き)がティラキタにやって参りました。

12.ワイワイタイランド ナコンパトム特集が入荷!

■タイと日本をつなぐ月刊誌!!
今回の2013年12月号は、タイのナコンパトム特集!

ナコンパトムは、バンコクのトンブリー駅、フアラムポーン駅から鉄道で1時間30分ほどの距離。バスなら1時間ほどで行けてしまうアクセスのいい町。この街の世界で一番をイロイロ紹介します!!

13.モン族のトラベルウエストポーチが新入荷!

■ちょっとしたお出かけにピッタリ!
色鮮やかな花や鳥、そして幾何学模様の細かい刺繍が大変目を引く、タイ山岳民族の手作りウェストポーチ。サイズ的にはあまり大きくはないのですが、ポケットが4つもあるので、旅行観光の際にお財布やパスポートを一番身近に守ってくれる優れものです。

14.コンパクトボックスディジュリドゥが入荷!

■手のひらサイズのディジュリドゥ
ディジュリドゥとは、オーストラリアの先住民、アボリジニの民族楽器で、世界最古の木管楽器といわれています。 吹き口で唇を振動させると、「ボォボォ」と迫力のある低音を奏でることが出来ます。

また、こちらのコンパクトボックス・ディジュリドゥの管は、手のひらに収まるサイズですが、他のサイズ同様の大地に響くような重低音を奏でることができます。
コンパクトに収まるサイズですので、持ち運びにも大変便利です。

15.激安!バリのアンティーク風石像が色々、入荷しました!

■子供サイズの石像が送料込みで1万円台から!!
バリからやってきた石像です。バリ島では昔から石彫文化が盛んで、柔らかい石を彫って神様の像を作っています。しかし、柔らかい石を素材とした石像は輸入するとなるとどうしても高くなってしまい、リーズナブルなお値段で提供することができなません。

「もうちょっとリーズナブルで、安心して野外に置いておける様な石像を」と思い、探して発見したのがこの、コンクリート製の石像です。コンクリートでできていますので、雨や風に耐えますので、安心して野外に置いておくことができます。


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