サリーの刺繍工場はびっくりするほど最新式!
インド人が大好きなサリーは、色々なバリエーションがあります。日本人も個人の好みに応じて色々な洋服を着ていますが、バリエーションは洋服の比ではありません。単純な布だけのシンプルなものでも、コットン、シルク、化繊と素材が違ったり、織りが違ったりと様々なのに、キラキラ光る宝石が入ったものや、刺繍が入ったものもあり、そして作る地域によっても違うのです。

こないだ、バラナシでサリーの刺繍工場の見学をする機会がありました。サリー工場があったのはバラナシの長期滞在者たちが好んでステイするアッシーガートの近く。バラナシの中心部はごみごみした感じすが、アッシーガート付近まで来るとこの写真のような牧歌的な風景が広がっています。

案内してくれたのはこの2人。頭に白い帽子をかぶっているので、すぐにムスリム(イスラム教徒)だと判ります。一人は伝統的なパジャマクルタに白いターバンという服装ですが、もう一人はワイシャツに黒いパンツ。別にどんな服装で仕事してもいいのでしょうね。

室内には一台だけ、大きな機械が置いてありました。ミシンが20個くらい繋がったような大きな機械です。まるでミシンのお化けです。色々なものを見たことがあるインドパパでも、こんなミシンのお化けを見たのは初めてでした。ミシンの下には、今作っている途中のサリーがあります。

サリーに近づいてみました。半透明な薄いサリーの生地にペイズリー模様の刺繍が施されているのが見えます。まだ刺繍の途中みたいですね。
これが機械が動いている所の動画です。何十台ものミシンが同時に稼働する様は圧巻!! ダダダダ!!と一斉に刺繍が進んでいくのです。ミシンは動かず、サリーが固定されている下の台が動いて刺繍していくのですね!! たまに糸が切れますが、糸が切れたのを検知して自動的に止まってくれます。とっても頭のいい機械です。

サリーのデザインは全てコンピュータ上で指示することができます。色の指定も、パターンの指定も自由自在。え!! インドでもこんな機械があるの?とびっくりする程、最新鋭でした

そして、これが出来上がった刺繍です。こんな大掛かりな機械を使っても、1日に作ることの出来るサリーは5枚から10枚くらいなのだとか。そして、このような機械を使わないで手で刺繍する方法もありますが、それだと1枚のサリーを作るのに一ヶ月以上かかるそうなのです。
なるほど、サリーは高いわけです。でも、美のため、ファッションのためだったらお金は惜しまないのでしょうね。

こないだ、バラナシでサリーの刺繍工場の見学をする機会がありました。サリー工場があったのはバラナシの長期滞在者たちが好んでステイするアッシーガートの近く。バラナシの中心部はごみごみした感じすが、アッシーガート付近まで来るとこの写真のような牧歌的な風景が広がっています。

案内してくれたのはこの2人。頭に白い帽子をかぶっているので、すぐにムスリム(イスラム教徒)だと判ります。一人は伝統的なパジャマクルタに白いターバンという服装ですが、もう一人はワイシャツに黒いパンツ。別にどんな服装で仕事してもいいのでしょうね。

室内には一台だけ、大きな機械が置いてありました。ミシンが20個くらい繋がったような大きな機械です。まるでミシンのお化けです。色々なものを見たことがあるインドパパでも、こんなミシンのお化けを見たのは初めてでした。ミシンの下には、今作っている途中のサリーがあります。

サリーに近づいてみました。半透明な薄いサリーの生地にペイズリー模様の刺繍が施されているのが見えます。まだ刺繍の途中みたいですね。
これが機械が動いている所の動画です。何十台ものミシンが同時に稼働する様は圧巻!! ダダダダ!!と一斉に刺繍が進んでいくのです。ミシンは動かず、サリーが固定されている下の台が動いて刺繍していくのですね!! たまに糸が切れますが、糸が切れたのを検知して自動的に止まってくれます。とっても頭のいい機械です。

サリーのデザインは全てコンピュータ上で指示することができます。色の指定も、パターンの指定も自由自在。え!! インドでもこんな機械があるの?とびっくりする程、最新鋭でした

そして、これが出来上がった刺繍です。こんな大掛かりな機械を使っても、1日に作ることの出来るサリーは5枚から10枚くらいなのだとか。そして、このような機械を使わないで手で刺繍する方法もありますが、それだと1枚のサリーを作るのに一ヶ月以上かかるそうなのです。
なるほど、サリーは高いわけです。でも、美のため、ファッションのためだったらお金は惜しまないのでしょうね。
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