こんにちは!
インドパパこと、ティラキタの梅原です。
お元気ですか?
10月14日からのインド行きに備えて、先日インド行きのビザを取りました。インド行きのビザ、毎年、色々な事が変わりますので、「さて、ビザ取るか! 今年はどうなっているのかな…」と調べ直さないといけません。
今年は新しくビザが電子申請出来るようになっていました。今まで指定の用紙に書いていたのですが、今年から書類の記入はオンラインショッピングよろしくブラウザの中で完結するようになりました。電子申請になったからと言っても聞かれることは昔と一緒で、「親の生まれた場所」と言う「これ聞いてどうすんの?」と言うものから、「過去にパキスタン国籍だったか?」と言うインドらしい質問まで様々です。
でも電子申請だからと言って、ブラウザの中で完結するわけではなく、出来上がったら書類を印刷して、現金書留の中にパスポートと現金、写真を入れてインドビザセンターに送らなければいけません。ブラウザの中で完結するようになったら楽ちんだなぁ…なんて思いますが、パスポートにビザを貼らなければいけないのできっとそんな日は来ないでしょうね。
インドパパはパスポートを送り終わり、今、ビザの発給待ちなのですが、はたしてちゃんと来るか…ちょっとドキドキの時間を過ごしています。
さて、今週の駱駝通信の内容は…
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ネパールの衣類工場に行って来ました!!
【今週のエスニックレシピ】ガドガド
インディアン・フィルム・フェスティバル開幕
【11月5日まで】1000円以上お買い上げで送料無料!
秋まっさかり! オータムセールも開催していますよ!
ぜひ、ごゆっくりお楽しみ下さい。
■ネパールの衣類工場に行って来ました!!
いつもティラキタで販売させてもらっているネパールの衣類たち。優しいコットンの肌触り、適度なエスニック感が素敵で人気のアイテムですが、実際、それはどの様にして作られているのでしょうか? 先日ネパールに行った際に、工場に遊びに行ってみましたので、早速レポートしてみます!!
ネパールの首都カトマンズの一角に海外向けの衣料品を作っている小さな工場が集まっている場所があります。道は舗装されていず、建物はレンガ造り。風が吹くと埃が舞うような場所ですが、その地域に行くと、色々な所からミシンの音がカタカタと聞こえ、建物の中からは忙しく人々が働いている雰囲気が伝わってきます。その中の一軒が僕たちティラキタがいつもお世話になっているラムさんの工場です。
「この辺はみんな、衣類を作っているの?」
「そうだよ。主にヨーロッパ向けで、日本向けをやっているのはうちと数軒だね」
「日本にネパール雑貨ってよく来ているけど…それでもヨーロッパ向けのほうが多いの?」
「僕たちはウール製品などの温かいものが得意だから、スイスやドイツ、英国など、寒い国によく輸出しているんだよ」
「なるほどね!」
「日本向けとヨーロッパ向けってなんか違うの?」
「それはぜんぜん違うよ。ヨーロッパ人は派手な色を好むけど、日本人は落ち着いたナチュラルカラーが好きだよね」
「あ、確かに!」
「また、クオリティは日本向けのほうが高く、ヨーロッパ向けのほうが低いんだ」
「判る気がする!」
「あと、体型が違うからサイズも違うよね」
「納得!! 言われてみればその通りだねぇ!」
という説明を聞きながら建物の中に入っていきます。建物は全部レンガ造り。以前メルマガでレポートしたレンガ工場で作られているタイプのレンガを使って作られていました。中の鉄骨はとても細いので、地震が来たらすぐに倒れてしまいそうですが、地震がないこの土地ではこれでも良いのでしょう。
レンガ造りの建物の中に入って行くと、まず、布の裁断をしている人の部屋に通されました。黒い布を何十枚も重ね、チャコペンで印をつけています。横には不思議な形をした電動の布カッターがあり、これで何十枚も一気にカッティングするのだそうです。このカッティング担当の人は、衣類工場で一番重要な人で、マスターカッターと呼ばれ、彼の腕が確かでないと、きちんとした衣類は作れないのだそう。
もう一つの部屋に行くと、10人くらいがミシンを踏んでいました。衣類を作るのだから女性ばかりとおもいきや、意外に男性が多く、年配の方もチラホラと混じっています。工場の中にはカッティング済みの布がひとりひとりの横にこんもりと置かれ、次に縫われるのを待っています。
「今、ここでは何を作っているの?」
「今日はパッチワークのバッグだよ。」
「働いているのは男性の人が多いの?」
「そうだね。海外への衣料品の輸出はネパールの大切な産業だし。お給料も高いのさ」
「へぇーーそうなんだ!」
「人を雇っても、条件のいいところにすぐに引きぬかれてしまってね…困ったものさ」
なんてボヤいているラムさんを横目に、ミシンをかけている人の所に近づいていってみました。僕たちでは絶対に不可能な凄まじい速さでミシンがけをしていました。使っているミシンはSHUNFAと言う中国製です。数年前までは日本のJUKI製のミシンが主流だったのですが…
「凄い速さだね」
「もう、10年もやっているからね」
と話しながらも、彼の手は休みません。あっという間にパッチワークのバッグを作ってしまいます。あまりにも凄いスピードでバッグができていくので本当にビックリ! これだったら一日に100枚でも作れる訳です。出来上がったバッグは後ろに積まれていました。
最後の部屋に行くと、優しそうな女性の人が検品作業をしていました。作った物を一個一個丁寧に検品しています。針が残っていないか、ほつれなどはないか、ちゃんと出来ているか、丁寧に検品していました。
彼らの多くはヒマラヤ近くの山村からやってきています。ネパールは国が貧しく、山村から出てきた労働者の多くはドバイなどの中東の国に出稼ぎに出てしまうのだそうです。出稼ぎ先のドバイでは人間らしい扱いを受けられず、慣れない環境で多くの人がこき使われ、ボロ雑巾の様になって帰国する人も多いのだとか。だから、ネパールの国内で仕事があるというのは大変素晴らしいことなのだそうです。
この様にして小さな工場で一枚一枚手作りされているネパールの衣類。作られた後、パッキングされ、空輸でティラキタまでやってきます。
■【今週のエスニックレシピ】ガドガド
インドネシア風串焼き焼鳥。美味しすぎてヤバイ |
インドネシアの定番食「ガドガド」たっぷりの茹で野菜に甘いピーナッツソースをたっぷりかけていただきます。甘めのピーナッツソースが後引きで沢山の野菜をぺろりと食べられます。簡単に出来ますので是非お試しください。
※揚げたテンペ、キュウリやネギ、ナスなど茹で野菜や生野菜などお好みでお試しください。
※ピーナッツソースが甘すぎると言う方は、砂糖を減らして甘口醤油で調節してください。また、ピーナッツバターを入れない場合は、サラダ油大さじ3にして下さい。辛いのがお好みな方は、ラー油をかけてもGoodです。
細かい作り方は上記のリンクからどうぞ。
また、レシピを書くと最大500ポイントが貰えるキャンペーンもやっています!
■インディアン・フィルム・フェスティバル開幕
インド映画祭り! |
宣伝不足で、インド映画ファンの間ですら全く話題になっていないのですが、10月6日から12日までインド映画フェスティバルが東京と大阪で開かれます。「インド映画フェスが開かれるんだって!」と昔からのインド映画ファンに言うと「フェスって言ったって、最新作がちょっとで、あとは昔の映画なんじゃないの?」なんていう皮肉が聞こえてきそうですが、今回はだいぶ様子が違います。
ここ数年の間に、インドでヒットした作品Zindagi Na Milegi Dobaraや、Mai Hoon Naa、Devdas、Love Aaj kalなど、ヒット作品を中心に上映タイトルは20作品以上!! しかも日本語字幕付きで!!10月6日から12日までの間、毎日上映作品が違いますので、会期中ずっと、映画館に缶詰になってしまう人も出るのではないのでしょうか?
インド映画界、久々の大事件です。インドパパ、長いことインド映画を見てきましたが、こんなに集中して日本でインド映画が見られる機会は今回が初めてです。東京会場はオーディトリウム渋谷、大阪会場はシネヌーヴォですよ!!
上映時間、上映内容など詳しくは以下のWebをご覧ください。
http://www.indianfilmfestivaljapan.com
■【延長決定!】1000円以上お買い上げで送料無料!
10月5日までだった「1000円お買い上げで送料無料」キャンペーンですが、大好評のため11月5日まで延長とさせて頂きます。1000円以上買うと、お買い物籠に「おまかせ(送料無料)」が出現しますので、それを選んでご注文いただいた時に、送料無料でお送りさせて頂きます。 |