俺の鳩に餌をやれ! インドの給餌ビジネス!

「部屋の中にサルが入ってくるから扉閉めて?!」 日本人旅行者に有名なバラナシのクミコハウスのオーナー、久美子さんは毎日のように同じ事を叫んでいます。クミコハウスの屋上から3階のドミトリーに通じる階段には頑丈な鉄の扉がついているのですが、インドに、特にバラナシに不慣れな旅行者たちは日本と同じ感覚で屋上に通じる扉をついつい開けっ放しにしてしまいます。そうすると…それを見つけたサルや鳩が中に侵入してくるのです。

聖なる町バラナシにはサルだけでなく、鳩、牛、犬、羊など、ありとあらゆる動物がいて、街中はまるで動物園のよう。細い道の真ん中で牛とばったり会ったりして「モー、通れないよ!」と困ってしなうこともしばしばですし、道を歩く時だってよく見て歩かないと牛のうんちを踏んでしまいます。

「そんなの不衛生だし、動物は動物の場所に行ってもらったほうが…」と私達日本人は思いますが、インド人はどうもそういう感覚ではありません。牛はヒンドゥー教で聖なる動物として考えられているので保護され、サルは神様ハヌマンの化身なのでやっぱり保護されますが、そうでなくても、ありとあらゆる動物が保護され、大切にされているようなのです。

これはムンバイの街中で見かけた光景なのですが…犬たち、安心して寝過ぎです!!! 一匹だけでなく、何匹もが道の真中で堂々と寝ています。インド人たちは犬のジャマにならないように道の端っこを歩いていました。犬たちがこんなに安心して寝られるなんて、なんだかホッとする光景ですよね。インド人の動物に対する愛を感じます。



インド人はどうも動物たちが大好きです。動物たちをあまりいじめませんし、どの動物に対しても優しさを感じます。きっと、宗教的にそういう事になっているのだと思いますが、動物に優しくすると「良い事をした」と思っているフシがあります。

「抜け目ない!」という気もしますが、そんなインド人の心を逆手に取ったビジネスもまた存在します。ムンバイの繁華街マスジッド駅の歩道橋に椅子一つでお店を出しているこの男性が売っているものは鳩のエサ。鳩の餌はコップ一杯2ルピー=6円です。



見ていると面白いように鳩の餌が売れていきます。購入するのは主に男性で、ちょっと年配の方が多いようです。きっと、自分の行き先を考え、宗教心が高くなり、ちょっと善業を積んでおこうということなのでしょう。



エサを投げた先を見ると…餌の量よりも鳩の数のほうが少ない!! いやぁ、これは鳩にとっては天国です! エサ食べ放題の場所など、そうそうありませんよね????

■気に入ったらシェアしよう!

もし宜しければコメントをどうぞ

XHTML: このコメントは以下のタグが使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

CAPTCHA


インド雑貨・アジアン雑貨・民族楽器- ティラキタのブログです。僕たちが大好きな面白インド&アジアを楽しく紹介しています

BLOG内から検索

今日の新入荷商品

今日のセールをピックアップ


今日人気の記事

人気の記事-全期間