【ティラキタ駱駝通信8月23日号】インド好きが燃える! マサラバーガー!
こんにちは!
食べた人に聞いてみると… 「インドのバーガーにあんなにレタスは入ってない」 「マックにしては珍しく、スパイスはがっつり効いてましたよ」 「でも、そんなに言うほど辛くはなかったですね」 「肉はチキンでしたよ!」 とのこと。なんだーー、肉はチキンなんですね。インドのレシピを参考にして作ったと言いつつ、ビーフを使っていたら「分かってないなぁ。やっぱり、マックだよなぁ」と突っ込めたのに! とちょっと残念です。 日本ではマクドナルドって「とりあえず、マックでも…」と言う感じのお店ですが、インドでは家族で行くファミリーレストランという位置づけ。だから、サリーを着こなしたママと、パリっとよそ行きの衣装を来たパパが子供を連れてやってきています。でも、そこはやはりインド、人でギュウギュウで、相当な混み具合なんですよねぇ。 さて、今週の駱駝通信は… ・【9月13日まで】ティラキタで買ってインドへ行こう! インド旅行プレゼント!! ・ダライ・ラマの住むマクロードガンジに行く ・【レシピ募集】エスニックレシピ応募で500ポイントGET! もちろん、新しい商品も色々入荷していますよ! ぜひ、 ごゆっくりお楽しみ下さい。 ■【9月13日まで】ティラキタで買ってインドへ行こう! 9月13日までの一ヶ月間、毎年恒例の「インド旅行チケットが当たる!! ティラキタで買ってインドへ行こう」キャンペーンがを実施中です。 ■ダライ・ラマの住むマクロードガンジに行く いつも何かを探して歩いているティラキタ買い付け班。つい先日、亡命チベット人達が住んでいるマクロードガンジに行って来ました。マクロードガンジは祖国を中国に侵略され、ヒマラヤを経由してネパールに、そしてインドに逃げ出したチベット人達が住んでいる場所です。 インドの国内にはいくつか亡命チベット人達が住んでいる場所がありますが、この場所が特別なのはダライ・ラマ14世が亡命し、居を構えているからです。現在、本国チベットではかつての首都ラサに多くの漢民族が流入し、チベットの同化政策を進めているので、むしろこのダラムサラにこそ、本当のチベットが残っているといえるのかもしれません。 マクロードガンジに行くには、インドの首都デリーから電車に一晩乗ってパタンコート(Pathankot)まで行き、その後、バスに乗って3時間ほどの所にあるダラムサラと言う街に向かいます。ダラムサラにつくと、早速、チベット人たちがウロウロ。でもダライ・ラマが住んでいるのはここではありませんので、もう一回バスに乗って、マクロードガンジに向かいます。ダラムサラからマクロードガンジに向かう道はくねくねとした険しい山道。1時間くらいバスに乗ると、ようやく目的地に到着です。 マクロードガンジは急峻な山の中に無理やり作られた街で、街はまるで山肌にへばりついているかの様。急な山を削って作っているので、街は一方向には長く伸びていますが、奥行きは全くありません。2本の道路が平行に通っているだけで、その道路も軽自動車がやっとこ通れるくらいの細い道です。 話に聞く所によると、かつてのインドの首相ネルーが「ヒマラヤに住んでいたチベット人たちにはここの地形がふさわしい」と言って場所を分け与えたそうなのですが… 「要は誰も住んでいない土地をあげたんだよね」 「ああ、そうでしょうね。だって、人の住んでる土地あげると、文句出ますもんね」 「だよねぇ…」 さて、せっかく来たので、町中を散策してみましょう。これがマクロードガンジの街を横に貫くメインの道路。軽自動車がやっとこすれ違いできそうな広さで、片側は落ちたら死んじゃいそうな断崖絶壁になっています。もう片側はおみやげ屋さんが軒を並べています。 ![]() 町の中で一番大きなチベット寺院。一番大きなと言っても、亡命後に土地のないマクロードガンジに作られた寺院なので、あまり大きくはありません。屋根や壁の装飾が素敵なので立派に見えますが、それがないと単なるコンクリートの建物です。チベット人はもちろん、インドの色々な所からチベット文化を見て感じようと観光客が訪れています。 ![]() ダライ・ラマ公邸をちょっ遠くから眺めたところ。天幕などがかかっていて、結構立派に見えます。公邸はセキュリティ上の理由からか、マクロードガンジの一番奥に位置していました。 ![]() これがダライ・ラマ公邸の中です。公邸の入り口には中国政府が保護した事になっている「生まれ変わりのパンチェン・ラマを返せ! 拉致だ!」と言うビラが数多く貼られていて、チベット人たちの意識と、中国政府の意図のギャップが感じられました。私達日本人にとっては遠い国の話であるチベット問題は、ここでは毎日の日常に即したとても大きな問題でした。 ![]() 公邸の中ではギーランプを灯し、お祈りの準備が進んでいました。ヤギや牛の乳を原料として作られるギーランプは、火をつけるとほのかに独特の香りが漂います ![]() 公邸の中から、街を眺めてみます。街は小さく、森の中に抱かれているようです。亡命チベット人達は森と共に生きている感じです。 ![]() ダライラマ公邸の別の場所から外を見たところ。まわりは見渡す限りの山、山、山。遠くにちょっとだけ人家が見えます。本当に森の中でした。 ![]() そして、一日雑貨を探して町をウロウロ歩いてみたのですが…残念ながら、ほとんどと言っていいほど目ぼしい物はありませんでした。あったのは亡命チベット人達が作っているチベットの伝統的なお香くらいでした。せっかく来たのだし、お香を注文しようとしたら… 「このお香が100個欲しいんだけど」 「いいよ。もちろんさ」 「お支払いは? 銀行でいいかな?」 「だめだよ。俺たち、口座持っていないもん。支払いは現金でだけだ。」 「ええー、そんなの不便すぎる…」 「商品はデリーに送ってくれるかな?」 「俺たちはそんな事できないよ。一ヶ月後にできるから、またここに来い」 「今日来て、明日帰るのに、そんなの無理に決まってるヨ…何とかならないの?」 信じられないことに、彼らはお店を持っているにも関わらず銀行口座を持っていなかったのです。しかも、発送もしてくれません。その日、結局、お香は買えずじまいでした。 夜寝る時になって、 「銀行口座、もしかしたら作れないのかもしれないよな…」 「山の中すぎて、トラック業者が来てくれないのかもしれないよな…」 「そもそも、凄く急な山の土地をもらっても困るよなぁ…」 亡命するって、本当に色々辛く、大変なのかもしれません。自分がその立場だったらどうなんだろうと、チベット人たちの事が気になって、なかなか寝付けない一夜を過ごしたものでした。 ■【レシピ募集】エスニックレシピ応募で500ポイントGET!
今、ティラキタでは皆様からエスニックレシピを募集中です。インド、タイなどの東南アジアだけでなく、無国籍のエスニック風料理もあわせて大・大・大募集中です! | ||
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たくさんの細かいビーズで装飾が施されていて、見るからにゴージャスな雰囲気を漂わせるハンドバッグ。タージマハルを作ったムガル帝国時代から連綿と続くインドの美意識がぎゅっと凝縮された、インドの女性に大人気の一品です。
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