タイの「真実の聖域」に行って来ました!!

タイの熱海として知られる街パタヤ。インドパパはずっと「そんな歓楽街みたいなところに行っても楽しくないよ!」と思っていて、死んでも行きたくありませんでした。日本の熱海だったら温泉があるけど、パタヤは海だけでしょ? しかもあまり綺麗じゃないって聞くよ。海に行きたいんだったらコ・タオとか、コ・ピーピーのほうがいいよ!とずっと思っていたのです。しかも歓楽街だから客引きはすごいし、町の人はツーリストずれしてるし、なにもいいことはないよ、と。そう固く信じていたのです。

しかし、ある日パタヤに世界で一番大きな釘を使っていない巨大な木造建築があるという話を聞いてから状況は一変。世界最大の木造寺院で、名前は「サンクチュアリー・オブ・トゥルース(真実の聖域)」と言うのだとか。どこかの新興宗教のオヤジがつけたような胡散臭い名前ですが、とにかく凄いのだそう。

面白いもの、変なものがあると聞いたら何でも見てみたいインドパパ、早速行って来ました!

まず、Google Mapで場所を確認です。「サンクチュアリー・オブ・トゥルース(真実の聖域)」はパタヤの中心街から乗合トラックで10分ほどの所にありました。



でも、さすがパタヤ。他のタイの街のように一筋縄では行きません。タクシーは捕まらないし、乗合バスですらボッてくるし…さすが世界の大歓楽街です。何とかして入り口につくと、結構な金額を払わされ、胸にシールを貼られました。入り口から本殿まではちょっと距離があるので、馬車で移動しました。


そして…目の前に見えてきました! 木造とは思えない超巨大な建築物です。青い空、青い海のほとりに堂々と建っています。
まだ神殿まで数百mはあるというのに、既に圧倒するような大きさです。



階段を降り、ちょっと近づいてみました。屋根の上には数えきれない位の神様像が配置されています。屋根の端っこに小鳥が留まるが如く、大量の神様たちがいらっしゃいます。いくら何でもちょっと多すぎです。うじゃうじゃ居る、という表現がぴったりです。でも、タイ人たちにとってはきっとこれがちょうどいい塩梅なのでしょう。



境内の中を歩いて行くと、石で作られた神様像があちらこちらにいらっしゃいます。きっと、ラーマヤーナとか古来からの神話の中の一節を取り出したモノだと思いますが…信仰心の全くないボクには下半身を食べられつつ、頭をムチ打ちされているかわいそうな少年の像にしか見えません。



歩いてもっと近づいてみます。遠くから見ていた神様像の一つ一つが大きくなってきました。一つ一つが大変よく彫られています。神様を一つ彫るのに、どれだけの時間とお金がかかるのでしょうか…そして、この寺院全体を作るのにどれだけの時間とお金がかかるのでしょうか…想像もつきません。しかも釘を一切使ってないなんて! まるで奇跡です。



別の角度から屋根を眺めてみます。圧倒され、ゲップが出るような数の神様たち。想像を絶する多さです。
スゲエ! スゲエ! でも、これはちょっとやり過ぎだよねぇ…



寺院の中にも入ってみます。寺院の中も手が抜かれていず、至る所に大きな彫刻があります。壁が一面彫刻になっている所も多く、そのひとつひとつがまた凄まじいまでの作りこみです。インドのシヴァが彫られていましたが、こんな精細な彫刻、今までに見たことがありません。



中心部のホールの天井を見上げてみます。圧倒的な高さと無数の彫刻…。ただただ、そのかかった時間に打ちのめされます。暑い気候のせいもあってか、日本の寺院のように厳粛な感じはそれほどしませんが、でも、また別の畏怖にも似た雰囲気が全体を覆っています。



大ホールを出て、外に出るとまだまだ彫刻は続きます。ナーガを背負ったクリシュナでしょうか。
これが全部釘なしで作られているなんて…流石です。
スゲエーーー タイ人、スゲエよ! あんたら、やるじゃないか!!
大絶賛です。



と思ったら…………














釘発見!!
えええー、釘使ってないって、嘘?
真実の聖域の真実はどこに行ったのでしょうか……………

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