【ティラキタ駱駝通信2月9日号】驚愕! インドの赤レンガ工場に行ってきました!
こんにちは!
今、ティラキタの廻りのインド好きの人達はみんなインドに行ってしまっています。 今、インドは季節がとっても良い季節。デリーの気温が日中20度くらい、朝晩で5度くらいで、インド人にとっては凍えるほど寒いですが、日本の寒さに慣れた僕達からするとちょっと暖かいくらいです。沿岸部で南に位置するムンバイはもっと暖かく、日中25度から30度くらい。朝晩でも15度くらいと、日本の初夏のような気候です。 だからインド旅行のベテランはみんなこの季節に訪印します。私たちティラキタも12月に行ってきました。12月に注文した商品は4月頃にやってきます。注文から到着まで6ヶ月もかかる、それもまたインドならではです。 さて、今回のメルマガは… ・驚愕! インドの赤レンガ工場に行ってきました! です。 もちろん、新商品も色々入荷していますよ!! ■驚愕! インドの赤レンガ工場に行ってきました! 当たり前のように思っていても知らない事って色々あると思います。実はよく知らないのに、知っているつもりになっていることもしばしばあります。実は、今回紹介する素焼きレンガの作り方もその一つでした。 インドやネパール、中近東ではこの素焼きレンガで建物が作られています。日本のきちんと作られたレンガに比べると形が不揃いだったり、デコボコだったり、簡単に割れてしまったりと欠点の多いレンガですが、それでも、彼らは古代からこのレンガを作り続け、使い続けています。 街中にレンガ工場はありませんが、ちょっと郊外に行くと、大きくて高い煙突からモクモクと黒い煙を吐き出しているレンガ工場を見かけます。正直な話、レンガ工場はあまりにも地味過ぎて僕達の興味を惹きません。「レンガを焼いているんでしょ。知ってるよ。」と、その位にしか思っていませんでした しかし、よく考えたら素焼きレンガのことなんか全く判っていない僕達。潜入して実際に中がどのようになっているか、見てきました!! これがレンガ工場です。レンガ工場は高い煙突から黒い煙をモクモクと吐き出しているので、遠くからでもすぐに判ります。しかし、エコ全盛のこのご時世に黒い煙を履き続ける工場って…アリなのでしょうか? 工場に近づいてみました。工場の廻りにはものすごい数のまだ焼かれていないレンガが壁となって積み重ねられています。圧倒される量です。数えていくと、一体いくつになるのでしょうか… レンガの原型を作っている人が居ました。女性が型枠に砂利と粘土の混じったものを入れ、レンガを作成しています。テンポ良く、5秒に1個くらいの速さでポンポンと作っていました。 これがこの工場のレンガ。焼く前ですので、まだ砂色をしています。僕達日本人の目から見ると、こんなに砂ばっかりで大丈夫なの?と思いますが、これでずっと作り続けていますので、きっと大丈夫なのでしょう。乾かしている間のブロックは柔らかく、さわるとボロボロと崩れ、強くありません。 煙突の近くに行ってみました。小さな山が規則正しく並んでいます。その上で男たちが数人働いていました。何か、黒いものをゴロゴロと入れています。何なのでしょうか? ちょっと近づいてみることにします。 入れていたのは、石炭でした。穴の中にポイポイ、ポイポイと入れていきます。穴の中は火が燃え盛っていて、大変熱そうです。 インドパパ、ビニールのサンダルで見に行こうとしたら、全員に「ストップ! ノーエンター!」と止められました。よく見ると、彼らは全員、木のサンダルを履いています。ゴム草履で入ると、熱くて溶けてしまうのだそう。 彼らに出身地を聞いてみました。こんなローカルな工場なので、きっと近所の人達が働いているのだろうと思ったら…遠く離れた場所から来ている人ばかり。地元で働くよりも実入りがいいから、ハリヤナ州に働きに来ているのだとか。 これはまだ焼かれていないレンガが積まれている所。レンガとレンガの中に隙間があり、ここに石炭を入れて焼くのです。石炭や空気が通る様に互い違いに組んでありました。話によると、石炭は1日に4トン位使うのだそう。1日に4トンだと、10日で40トンで、一年だと…途方もない料の石炭がここで消費されています。 これは既に焼かれたレンガを取り出している所です。何人かの男女が手作業で焼かれたレンガを台車に載せていました。よく見ると、載せている途中でもレンガが割れたりしています。いいのかなぁ…それで…とボクたち日本人は思ってしまいますが、きっとそれでいいのでしょう。 このレンガ工場は古くからあるスタイルですが、驚くほど効率的に設計されていました。煙突の周りに大きなプールの様に穴が掘られています。すべての工程はそのプールのような円形の穴の中で進行しています。レンガを作成するには積み上げる、火を入れる、冷やす、取り出すと言った工程があり、その全てで何日もの時間がかかります。 工程ごとに場所を作成し、いちいちレンガを移動していては仕事にならないと思ったインド人、プールのようにして、くるくる周りを回るようにすればいいと考えたのでしょう。 さっき火入れをしていた場所の、5ライン前は昨日火入れした所で、そのまた5ライン前は一昨日火入れしたところなのだそうです。一日に、5ラインずつ進み、まるでベルトコンベアのようにレンガが出来てくるのでした。 あまりの効率の良さにみんなで大変びっくり!! 同行してくれたインド人も 「レンガ工場がどうなっているか、はじめて知ったよ!」と興奮気味。 知っていても知らないこと。もしかしたら日本の私達の身の回りにもあるかもしれませんね。 ■パキスタンからカッワールがやってくる! パキスタンから若手実力派カウワール バダル・アリー・ハーンが来日し、東京で一回限りの一般公演を行います! 札束を花ビラのようにばらまき、スーフィーの聖者たちから祝福を得るまたとないチャンスです! 今年最初のワールドミュージック最大の事件です!
■冬物売りつくし全店セール!開催中! ただいま、ティラキタでは2月末日まで冬物売りつくし! 全店セール!を行なっております。エスニックなフリースやポンチョ、 ■TIRAKITAのfacebookページができました!
|
パラシュート生地(100%ナイロン)の軽くて丈夫、持ち運び楽ちんなハンモックがバリ島から届きました。買い付けの時に見つけた瞬間、思わず寝転がりたくなったカラフルハンモックです! パラシュート生地は素肌にも優しく、快適にお使いいただけます。そして、とにかく軽くて丈夫です!小さくポーチにまとまるので、旅先へ、山へ、海へ、キャンプにもいつでもどこにでも持って行けます。
花柄の刺繍が目を引くハーフスリーブ(5分袖)Tシャツです。コットンのTシャツ地なので、肌さわり、着心地ともによく、お手入れも簡単です。ベルト風な刺繍が他にはないデザインでとっても可愛いです! 丈が短めになるので、スカートにもよく合いますし、もちろんデニムやショートパンツと合わせてカジュアルに着ていただけるのでとっても便利な1枚になること間違いなしです! ![]() 幸運と金運の神様がプリントされているヒンドゥー教の大聖地バラナシ特産の神様布です。神秘の国インドの文化と、精神世界を垣間見るゴア-ヒッピー文化の影響を強く受けた魅惑の一枚。 壁掛けにはもちろん、ショールとして、また、野外フェスや海やプールで羽織る布として最適な一枚です。壁掛けの他、マフラー、ショール等色々使用できます。 |
-------------------------------------------------------------- 有限会社 ティラキタ mailto:nandemo_okotae@tirakita.com ティラキタ-アジア雑貨、インド映画DVD- http://www.tirakita.com/ (PC) http://www.tirakita.com/i (携帯) メルマガのあて先変更、解除はこちらからできます。 http://www.tirakita.com/melmaga.shtml --------------------------------------------------------------- |
■気に入ったらシェアしよう!
もし宜しければコメントをどうぞ
TIRAKITA LINE@
今日のセールをピックアップ
今、人気の記事
全期間で人気の記事
今日の新入荷商品
■いろいろな記事
- 日本人の味覚と相性バッチリのインド料理! バナナの葉っぱの上で食べる絶品ミールス
- インド人の家庭には必ずある、インドの鍋カダイ(Kadai)の魅力とは【ティラキタ駱駝通信 7月10日号】
- タイでの両替はここで決まり!! レートが良すぎる両替所【ティラキタ駱駝通信 1月1日号】
- グジャラートのたこあげ祭り
- DANCE OF SHIVA2012 忘れもの
- インドのベッドカバー工房を見てきました!!
- 【ティラキタ駱駝通信 2月3日号】恐ろしいペースで進むインドの物価上昇
- 世界で一番パラソルのある場所に行ってみた ? タイのバンセン・ビーチ
- タージマハルが泣いた! インドの石彫職人が凄くヒドい!
- ビリヤニ! こんなに旨いインド料理は初めてだ!【ティラキタ駱駝通信 10月9日号】