【ティラキタ駱駝通信 6月16日号】インドとのビジネスはトラブルだらけ!?
こんにちは!
昨日、インドから雨の便りが届きました。 ウメ 「そっちの気候はどう?」 インド人「素敵な雨が降っているわ」 僕たちはこれから夏にはいる前の梅雨ですが、インド人にとっては4,5月の酷暑期を抜け、40度になった大地を冷やしてくれる雨。そして、モンスーン後の収穫を約束してくれる雨でもあります。 ■インドとのビジネスはトラブルだらけ!? インドと日本とで一緒に仕事をしていると、しばしば、「いくらなんでも、これは困るよなぁ…」という事態が発生します。 インドは広くて、いろいろな性格の人達が住んでいるので「インド人と仕事すると必ずトラブルが起きる」という訳ではありません。実際、南インドや、ムンバイの人達と仕事する時にはそんなに困った事は起きません。 来たものが全部壊れていたとか、カビが生えていたとか、請求を微妙に上乗せして送ってくるとか…どうにかしてくれよ!と言いたくなる、トラブルのオンパレード。 そんな人達と付き合わなければ良いじゃない、と誰しも思うのですが、そんな人達と付き合わなければ商品がやってこないのもまた事実。そして、そんな所にこそ、面白いものがあったり、素敵なものがあったりするのです。 だから、諦めるしかないのです。諦めて、起こったトラブルは仕方ないものとして対処し、なんとかお付き合いをしていく。そんな事を10年以上も続けてきました。 僕たちはここでトラブルと言っていますが、実は当のインド人にしてみたら当たり前のことだったりします。商品に傷があるのも当たり前。新品なのに中古品に見えるのも当たり前。彼らと僕達ではただ、基準が違うだけなのです。でも、そこには埋められない溝が大きく開いているのです。それを何とかして、問題ないようにするのが僕達ティラキタのお仕事だったりします。 つい先日のこと。正規の請求書に書いてある航空料金と、取引先からの請求書に書いてある航空料金が違うことに気が付きました。もちろん、正規の請求書が安く、取引先からの請求書の方が高くなっています。 ウメ 「ねえ、これね。50ドルくらい高く請求されているんだけどなんで?」 ドグラ君「…………」 なんだか、答えが返ってきません。 ウメ 「あ、もう一つここに間違いを発見したよ!」 ドグラ君「あ、それは間違いじゃない。それはこういう理由で…」 自分が間違いでないときは、すぐに返事してきます。 ウメ 「ああ、なるほど。で、さっきの航空料金50ドルは?」 ドグラ君「…………」 黙ると言うことは、彼が間違っているということなのでしょう。今まで付き合っていてなんとなく判ってはいましたが、ドグラ君、謝るのが大嫌いなようです。決して自分のミスを認めません。そう言えば、ドグラ君だけでなく、デリーで出会った多くの人達がそうでした。彼らの常識では謝ると負けなのでしょうか。 ヒドイです。ミミズがのたくったような字で全く読めません。 ヒンディー語のこんなレシート出されても困ります。 どうにかならないのかと思ってもう一回連絡してみます。 ウメ 「ねえ、レシートをもっと読みやすく書いて欲しいんだけど…」 ドグラ君「判ったよ。次回からそうするよ。」 でも、約束はもちろん口だけ。守られた試しがありません。 日本では取引先の言う事に従うことは当然ですが、インドでは逆に売り手側が強かったりします。 どうにかならないかと思って、もう一回、聞いてみます。 ウメ 「ねえ、レシートをエクセルで清書して欲しいんだけど…」 ドグラ君「…………」 全く答えが返ってきません。どうやらドグラ君、全くやる気がないようです。もしくは出来ないのかもしれません。レシートが読めなければ、どれがいくらか全然解らず、結果として売ることも出来ません。困りました… エクセルでって言ったのがいけなかったのでしょうか。手書きで清書してくれって言えばよかったのでしょうか。それすらも判りません。 さて、どうしたものか… どうやって言ったら、僕達の希望のように物事が進むのか… インド人と僕達の知恵比べはインドと仕事をしている限り、延々と続きます。 ■東北地方、送料無料のお知らせ 震災復興のために私たちが何かできることを考えまして、被害が大きかった青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県へは送料無料サービスを行わせていただいております。大変な折とは思いますが、私共がなにかお役に立てればと考えております。 |
花柄やペイズリー柄のインドのオールドサリーを使ったワンピースで、色鮮やかでとても美しい一着です。シルクが使われている布なので肌さわりも気持ち良く着ていただけますし、華やかな場所でもカジュアルでも、着こなし次第で雰囲気を変えてお楽しみいただけます。 また、リバーシブルなのでその日の気分でどちらもお楽しみいただけますね。1枚で着てもOKですし、ジーンズやお気に入りのボトムスに合わせたりと、色々な着こなしをお楽しみください 花柄やペイズリー柄のサリー生地ワンピース。シルクが使われているインドのオールドサリーを使ったワンピースで、色鮮やかでとても美しいです。同じ柄はなく一点ものなので自分だけの特別な1枚になります。肌さわりも気持ち良く着ていただけますし、華やかな場所でもカジュアルでも、着こなし次第で雰囲気を変えてお楽しみいただけます。1枚で着てもOKですし、細身のデニムやレギンスと合わせて着ていただいても可愛いです。
当店のイベントDANCE OF SHIVAでも美しいライブペイントを描いてくれている、げんめいの初画集ができました!! カラフルでワイルド、サイケデリックでアバンギャルドな、げんめいの世界が展開。ライブペイントの枠を超え、カフェ、バーでの展示、イベント企画、ボディペイントなど様々なジャンルにおける、げんめいの作品集となっています。 エスニックファブリックが好きな人から、お部屋を布で覆いたいという人迄、多くの方にお奨めできます。
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「謝ったら負け」っていうのは、何もインドだけの専売特許じゃありませんよ。極論すれば、自分が悪かったと思ったら素直に謝る日本人のほうがレア。絶対謝らないほうが世界水準だと私は感じています。フランス人も韓国人も、ひどいよ?!でもそれは、紛争が絶えない世界を生き抜いてきた人たちの「当たり前」なのかも。