【ティラキタ駱駝通信 2月25日号】インドで携帯を買うには – 進化するインドの携帯事情
こんにちは! いやー、今日は温かいですね。気温が20度を超えるとかで、春の訪れが感じられます。 さて、昨日のことです。ネパールから来たシンギングボールの台座が売れました。この台座、チベットらしい模様のちょっと高級な布で作られ、金糸も使われている立派なものです。この台座にシンギングボールを置いたら、きっと素晴らしい見栄えになることでしょう。 店員全員で相談の結果…この商品は残念ながら出荷できないということになりました。まったく、ネパール人、油断も隙もあったものではありません… ネパール人に写真付きで文句を言ったところ、「可愛いからいいだろ? そんな細かいこと気にするなよ」との返事でした。全くネパール人ったら… さてさて、今週の駱駝通信は、 です。もちろん新商品も盛り沢山! ■DANCE
■インドで携帯を買うには 1990年代に日本でPHSが流行り、携帯電話をみんなが持ちはじめたとき、インドではまだ携帯は陰も形もありませんでした。電話は高く、なかなかつながらず、道を歩いて上を見れば切れてこんがらがっている電線が電柱で渦になっていました。1990年代のインドで電話は信頼できないものでした。それでも電話がないと困ってしまうので、インド人も僕達もSTD,ISD,PCOと書いてある電話屋さんに行っては電話をかけていたものでした。 「あそこの電話屋は一分5ルピーだ。ボラれた」 なんて言う話ばかりで、電話の機械は信用のならないヤツと言う印象が定着していたのです。 2000年代に入り、インドを訪れてみると、ちょっとリッチそうなビジネスパースンや、上流階級の人達が携帯を持つようになっていました。でも、その携帯は日本のそれに比べると大変おおきく、まるで見せびらかすのに持っているかのようでした。ビジネスパースンたちは、リクシャにふんぞり返り、これみよがしに携帯を使う、そんな感じでした。もちろん僕達旅行者が携帯を買って利用するなんて夢の夢。 2005年くらいになると爆発的に携帯を持つ人が増え、ほぼ誰でも携帯を持つようになっていました。そもそもインドでは、電話を申し込むと開通まで半年待ちとかが普通だったのです。半年待っても来ないときは、持てるだけのコネを使って、なんとか開通させたものでした。でも、携帯であれば即日開通。皆が飛びつかないわけがありません。 そして今、インドは携帯だらけ。誰でも、本当に誰でも、携帯を持っています。凄い安い携帯から、はやりのスマートフォンまで、なんでもあります。 インドは今、テロが多発し、テロに怯えていますので、携帯を購入するときもしっかりした身分証明が必要です。とは言っても僕達外国人はパスポートのコピーと、ホテルの名刺だけでOK。デリーのメインバザールなど、外国人の多いところの携帯やさんに聞けば、なんでも親切に教えてくれます。 インドでは日本のようにキャリアが固定されているわけではありません。携帯は携帯で購入し、後で好きな通信会社のSIMカードを購入する仕組みです。ですので、どの携帯を買ってもいいのです。iPhoneはほとんど見かけませんでしたが、NOKIAの携帯と、サムソンの携帯はどこででも簡単に手に入ります。 値段はなんと! 950ルピーですから、1800円から! 激安です。でも、激安の端末は安っぽいリモコンに通話機能が付いただけのもので、液晶も緑っぽく、超小さいのです。インドパパ、「さすがにこれは…」 次はSIMカードです。SIMカードにはデポジットが必要です。確か、100ルピーから200ルピー程度。そして、そこに通話料を入れてもらいます。100ルピーの通話料を入れると、入るのは何故か95ルピー程度。インドパパ、このへんの仕組みがさっぱり判らず…携帯屋の店員にボラれてしまった感じが抜け切れませんでした。 料金を払うとすぐに使えます。日本にも、もちろんかけることができます。ああ便利! インドでも携帯のない生活には戻ることができなくなってしまいました。 キャリアに飽きたら、選べる会社はいっぱいあります。ボーダフォンにエアテル、タタ・ドコモにイデアなど…携帯を買うとずっと同じ会社とおつきあいしなければいけない日本とは大違い。本当に便利です。 そうそう、一つだけ。携帯のSIMカード、一ヶ月使っていないと自動的に期限切れになってしまうようですよ。 |
インドの神様のガネーシャやシヴァ、クリシュナがLEDでピカピカ光るスノーボールになりました! こないだのインド買い付けの時に、お客様から「神様のスノーボールないですか?」と聞かれたティラキタ買い付け班。今までインドに15年通っても見たことがなかったので、「それはないと思いますよ…」と答えておいたのですが、探せばあるものです。 塗装はや作りはインド製らしく、ちょっと剥がれていたりして微妙に難有りですが、LEDでピカピカ光りますし何と言っても綺麗です。なお、インドでいきなり出現したアイテムですので、再入荷は出来ないと思います。 インドでは礼拝するときに色々なものを使います。ギーにガンジス川の水に、神様のカードに、スパイスに…と必要なものは何十種類もあります。インドに住んでいれば、礼拝用品は結構簡単に手に入るのですが、海外でそれを全部揃えるのは至難の業。ロンドンに住んでいるインド人や、アメリカに住んでいるインド人は礼拝用の物を揃えるのにずっと苦労してきたと聞いています。 でも、そんな悩みはこれで解決です! 礼拝用のアイテムが全部揃ったインド礼拝セット、通称プージャキットが登場しました! 部屋中につるしたくなってしまう、カラフルで可愛らしい絵柄のペイントハンギングです。 絵の部分はラクダの皮でできているので、丈夫なだけでなく、質感も魅力的。また、鈴がついていて、心地よい音色をお楽しみいただけます。 インドの民族衣装サリーを着用する際、インナーに着るスカート『ペチコート』 コットンで作られた単色のスカートでシンプルそのものですが、このペチコートがないと、サリーを着始める際に布をたくし込んで止めておく場所がありませんので、うまく着ることができません もちろん、このペチコートでなくてもスカートであれば役に立つと思いますが、やっぱり本場のペチコートは使い勝手がひと味違うと思います。お値段的にも手頃ですので、サリーを上手に着たい方はぜひサリーと一緒にお求めください インドの高級紙製品専門店「Chimanlals」から便箋、封筒などがいっぱい再入荷しました。便箋や封筒だけでなく、ラッピング用紙から紙袋、メッセージカードまで、どれもこれも美しくかわいいデザインのものばかりです。大切な人への贈り物として、是非ご利用ください。
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