【ティラキタ駱駝通信 9月10日号】バーニングマンに行ってきました!!
こんにちは!! 台風一過、だいぶ涼しい日がやってきましたね。9月に入っても「何でこんなに暑いの?」って言う日が続き、大変でしたが、やっとこ一服というところでしょうか? 今週のメルマガはインドからちょっと離れて、米国のバーニングマンのレポートです。世界で一番大きく、一番過酷で、一番素晴らしいと言われるバーニングマン。噂を聞いてインドパパが行ってきました!! もちろん、新入荷も続々入荷しています。 ■バーニングマンに行ってきました!! 昨日、米国のネバダ州で開かれていたバーニングマン・フェスティバルから帰国してきました。噂には聞いていたけど、とにかく度肝を抜かれるとんでもないお祭りでした。バーニングマンを表現するのに、お祭りと言う言葉では全く足りません。 一言で表現するなら「サイケデリックの国」というのが一番正しい表現のような気がします。野外フェスのステージがそこら中にあり、ほぼ全員が仮装やパフォーマンスや、ジャグリングや、色々なパフォーマンスを楽しみ、参加者は5万人を超え、会場内に空港まである!! バーニングマンの事を行ったことない人に説明するのは、「目の見えない人に紫色を教えるようなもの」だと公式HPに書いてあるのですが、本当に凄い体験だったので、ちょっとでも伝わればいいな、と思いながら、バーニングマンのことを説明していこうと思います。
バーニングマンはネバダ州の広大な砂漠の中で大きな「マン」と呼ばれる人形を燃やすお祭りです。ただ単純に人形を燃やすだけでなく、すべての人が何かのパフォーマンスをしなければいけない、巨大なアートイベントです。 このイベントは毎年8月の終りから始まり、9月の初めのレイバーデイと呼ばれる米国の国民の休日まで約一週間続きます。 会場の中には100を超える一週間限りの音を出すブースが作られ、500を超えるドームが建てられ、ミュータントビークルと呼ばれる巨大なデコレーションカーが縦横無尽に走ります。その中で人々は思い思いの格好をし、一週間を過ごします。
バーニングマンの歴史は意外に古く、1986年にラリー・ハーベイと言う人が大きな木製の人形を作り、サンフランシスコの海岸で燃やしたのが始まりです。現在の「マン」は高さ30m程ありますが、最初の「マン」の大きさは人間とほぼ同じサイズでした。 バーニングマンは年々大きくなり、あっという間にサンフランシスコの海岸で開催できる大きさを超えてしまいました。そこで彼らが探し出したのが、サンフランシスコから700Km程離れたネバダ州のブラックロック・デザートです。
バーニングマンにはいくつかの素敵なルールがあります。 ■ノー・スペクテイター(No Spectators) ちなみにインドパパは今回、真っ青な人になり、目の前の人に自分と同じ真っ青な人形を渡して自分をコントロールする、人間コントローラーと言うパフォーマンスをしました。 自分を表現することに慣れていない私たちからすると「パフォーマンスなんて出来ないよ!」と思うのですが、実際にやってみると大変楽しいものです。
■ギフトをする(Gifting) インドパパが実際に行った印象では「みんなが何でもくれたがる」と言う感じでした。到着早々、隣人からウェルカムドリンクを貰い、暑いだろうと言って大きな氷を貰い、食事に招待され… インドパパもDANCE OF SHIVAのDVDをみんなにプレゼントし、日本の扇子をプレゼントしました。そうすると不思議と優しい気持ちになります。「お金ってなんだろう?」って本気で考える貴重な経験になりました。 ■後に何も痕跡を残さない(Leaving No Trace) 実際問題、日本で野外フェスに行くと、どんなにマナーがいいフェスでもそれなりの数のゴミは残ってしまうものです。でも、バーニングマンでは5万人もの人が一切、何も捨てません。ゴミ一つ見かけません。米国人の素晴らしい一面を見ることが出来ます。
ブラックロック・デザートは大変広い、何も無い広大な砂漠で、大昔に湖だった場所。湖底だったので地面は細かい、白いパウダー状の土で覆われています。この土はちょっとの風でもふわりと舞い上がり、すべての物を真っ白にしてしまいます。 インドパパ達はテント生活だったのですが、最初はキレイだったテントがいつの間にか真っ白になって、最後は「気にしても仕方ないや」と思うまでになりました。細かい砂は全ての物の中に入り込みます。カメラも防水仕様でなければ、いつもの間にか隙間に砂が入って壊れてしまいます。 何もない砂漠ですので、湿度は完全に0%。あっと言う間に手足が乾燥してきます。気がついたら保湿クリームを塗る、水分補給を心がける等の乾燥に対する対策が必要です。実際、相当気をつけて保湿クリームを塗っていましたが、帰る頃には手足はガサガサになっていました。 また、昼夜の寒暖さはもの凄く、昼は35度くらい、夜は10度以下になります。昼間はT-シャツ一枚で済むのに、夜中はヒートテックにスキー服を着こむなんて言う冗談みたいな感じになります。 ブラックロックデザートは、まわりに何もない砂漠ですので結構な強風が吹きます。ちょっとした風でも舞い上がるパウダー状の土は簡単に舞い上がり、あっという間に砂嵐!! 10m先も見えない砂嵐がしばしば吹き荒れます。 そんな所でないと、5万人が集まるイベントは開けないのだろうなぁ…と思うのですが、どう考えても過酷すぎ。ちゃんと準備していかないと死んでしまいます。実際、毎年死者も出ているとか…
バーニングマンでは5万人がいろいろな事をやっているので、星の数ほどアートがあります。いろいろな写真を見てみましょう。
■ガネーシャのお祭りが始まります 今週末はガネーシャ・チャトゥルティと呼ばれるガネーシャのお祭りがインドで行われます。ガネーシャのお祭りが一番盛り上がるのがインドの西の玄関口ムンバイ。この日、ガネーシャはラルバウグ・チャ・ラジャ(Lalbaug
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子供銀行券のインド版!紙面にはCHILDREN BANK OF INDIAと書かれています。 子供の頃から外国の紙幣と慣れ親しむことは、国際的な感性を育てるかも。
世界で唯一矩形ではないネパールの国旗が入荷しました。とっても特徴的な形をしている国旗です。 大・中・小いろいろな大きさを取り揃えましたので、用途に合わせてお選びいただけます。
シンプルですが、エスニックムード満点のライターケースキーホルダー。小さいライター。よく探している人をみますが、この商品に入れてバックなどに付けておけば、一目瞭然。ライターを探す手間もなくなります。エスニックに貴方のライターの指定席を作ってみてはいかがですか。
動物にまたがった姿がかわいらしいフライング神様像です。フックに糸を通してシューッと飛ばして遊ぶことができます。子供も大人もきっと楽しめる一品ですね!
信仰厚いチベットの方々が真言を唱えながらいつもまわしているチベット仏教用具です。 側面にはマントラが刻まれており、内部にはロール状の経文が納められています。マニ車を右回り(時計回り)に回転させた数だけ経を唱えるのと同じ功徳があると言われています。
手芸店などであるような綺麗なヘンプ糸ではなく、あまり精製していない、ごそっとした感じのネパール製ヘンプ糸です。こちらは、細糸の小玉になっています。このヘンプ糸はネパールの山間部に自生しているヘンプを人間の手で刈り取り、繊維にした本当の意味でエコロジーな素材。 工業製品にはない糸の質感や糸の太さなど、手作りの魅力であふれています。アクセサリーや小物など貴方次第で色々な物をお作りいただけると思います。
最近あまり入荷がなかったインドの雑誌。3ヶ月分まとめて入荷しました! あと、多くの希望を戴いているFilmfareですが、インドからの輸出がちょっと難しくなりまして、別のルートからの輸入を始めることになりました。安定して輸入できるまでに一ヶ月くらいかかるかと思います。
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