商品を入荷している時に起こった信じられない事

ティラキタではインドから数多くのCDを輸入し、皆様に紹介しているのですが、商品を紹介するに当たっていつも「インドクオリティ」の壁に当たります。新品と称して「売れないクオリティ」の物が平気でやってきます。

症例1:新品なのにケースがバリバリ

新品なのにケースがバリバリなのは100歩譲って仕方ない事としましょう。
遠い国から飛行機でやってくるんです。
ケースくらい割れているかもしれません。


症例2:新品なのに中のCDが読めない

インド人さん、いくらインド製品とは言ってもこれは論外です。

同じCDが10枚あるうち、1枚だけ読めないなら話はまだわかりますが、全部同じところで読めなくなるのはCDを作った時の原盤がいけないんではないでしょうか?

あの、インドのメーカーの方、原版に問題があるCDを売るのはサギだと思うんですけど…


症例3:新品なのに中のCDに傷がついている

判ります。インド人さん。判ります。あなたの国では全部手でディスクをジュエルケースに詰めているんですよね。だから、仕方ないんですよね。でも、もうちょっと丁寧に仕事してもらえないでしょうか? 日本人は繊細なんです。


症例4:新品なのにシールがべたべた貼ってある

お願いです、インド人さん。お願いですから、商品にシールを貼らないでください。
日本人はケースが奇麗かどうかをとっても気にするんです。
でも…インド人にとっては何かおまけがついていたりするほうが大切なんですよね…

こんなのは一例で、ありとあらゆる種類の「売れないCDとDVD」が毎月送られてきます。
そんな商品の多くは売れないので残念ながらゴミ箱行きになってしまうのです。

このように、CD一つとっても、インド人と日本人の意識の差が凄く大きくあらわれてきます。それを日本人でも受け入れられるようにするのは私たちの仕事。だから、大概の問題には慣れているティラキタスタッフですが…

ある日の事。
ティラキタスタッフがいつもの様にCDを出す作業をしていました。

「ひどい!! ひどいインド人!!」と一人が叫びました。
「え? どうしたの?」
「商品を出そうと思ってジャケットをスキャンしたんだ。スキャンして、HPに出せるように加工して。サンプル曲も一生懸命作ったんだよ。4時間もかかったんだよ!!」
「それで?」
「そうして、曲名を入れようと思ってみてみたら…なんか変だなって気が付いて。これ、ジャケットもタイトルも全部変わっているんだけど、中身はうちで昔から扱っているCDと一緒だよ!!」
「えええええーーーーーそんな馬鹿な!!」
「4時間、無駄にしちゃった…インド人、許せない!!」

そうなんです。
あたかも新譜のような顔をしてやってきたCDですが、なんと、中身は10年前の物と一緒だったんです。これが問題になった新しいCDたち。

そしてこれが、その大元のCD。

どう見たって違うCDなのに中身が一緒とは…いくらなんでも酷いんではないでしょうか?
インド人…僕たちを新年から困らせないでください…

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