インドの国民的嗜好品「パーン」のヒミツ【ティラキタラクダ通信 2月19日号】
インドパパことティラキタの梅原です ■インドの国民的嗜好品「パーン」のヒミツ
先日のこと。お客様から一通のメールを頂きました。 と言うことで、今回のメルマガはご要望にお応えしてパーンの話です。 そもそも、パーンってなんでしょうか? パーンって言うのはインドで嗜好品として食されているハート型の緑色の葉っぱの事。この葉っぱはタージマハールを作ったシャージャハーンの母、ヌール・ジャハーンも好んで食べていたと言われ、歴史的にも由緒ある伝統的な嗜好品です。 この葉っぱを食べると口の中が真っ赤になり、マナーの悪いパーン愛好者が街の至る所にその真っ赤な唾を吐き出すので、インドの街のあちこちに赤い色の飛沫がよくついています。よく見かけるのは階段の隅や、ゴミ箱など。インドのゴミ箱って本当に汚いんですが、このパーンも原因の一つなんでしょうね。インドに行って、「この赤いのなんだろう?」って思った人も多いと思うのですが、このパーンが犯人なんです。 パーンは古くからアーユルヴェーダの中で、消化薬として紹介され、その有用性が古くから注目されてきました。ただ、現代ではパーンをパーンだけで食することは少なく、パーンに噛み煙草をはじめ、ビンロウジュの実などいろいろな物を入れますので、その結果、ガンなどの副作用が強くなる事が報告されています。 このパーン、カルカッタのあるベンガル地方では結婚式の目隠しとして使用されたり、神様にお供えするときに使用されたりと、食用だけでなく、祭礼用としても非常に重要な役割を持っています。
パーンは嗜好品ですので、味も千差万別。でも、残念ながらパーンを日常的にたしなむ習慣のない私にはさっぱりその良さがわかりません。嗜好品と言うのは大概そうだと思うのですが、煙草もビールも最初から美味しい訳ではないのですね。パーンも、本当にそんな感じなのです。 パーンを口に含むと、青臭い香りが鼻に抜け、その後、ビンロウジュの口の中がゴソゴソする感じがやってくる…と、食べなれない私にとっては全くもってまずい、の一言。正直、次、食べたいとは全く思わない代物です。 でも、知り合いのインド人は「俺は朝晩一個づつ、パーンを食わないとダメなんだ」といいますし、インドにはその土地の特別な配合のパーンがあったします。パーンを氷の上に置き冷やして食べたり、さくらんぼを頭につけたり、非常に人気のパーン店があったりとインド文化=パーンの文化と言っても過言ではないくらいです。 正直、私はもうあまり食べたくありませんが、今度インドに行く予定がある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか? きっとより深く、インドの事を理解できるに違いありません。 |
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