インド大好き!:インド旅行


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インドに行ってきました!!

買い付けに行って来ました!!

インドのホーリー

インドの結婚式

ゴアって???

インドのお菓子のなぞ



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2008年03月18日

インドに行ってきました!!

インドに行ってきました。

こんにちは。
インドパパことティラキタの梅原です

毎年恒例の春先のインド買い付け。今年は2月の下旬からインドに買い付けに行っていました。今回は15日間でムンバイ、デリー、バラナシ、カルカッタ、チェンナイを廻ると言う強行日程。一寸忙しすぎでしたが…

でも、久しぶりのインド。本当に楽しかった!!
やっぱりインドは最高!!

経済成長に沸くムンバイも、見本市回りをしたデリーも、あまり変わらないバラナシや、カルカッタも、データセンターばかりのチェンナイも。どの都市も個性があり、デリーはデリーだから、としか言い様がないのが本当に素敵でした。

買い付けの内容はまた書くとして。
今回はインドで見つけた面白い物!!

まずはこれ。ムンバイの上流階級が住む地域での公園なのですが…口をあけたペンギンが可愛いのです。これは旅行の初日で、まさかこの旅行がゴミ箱を探す旅になるとは想像もしていませんでした………


4日間ムンバイに居た後に、デリーにやってきました。
インドは、お酒が簡単に買えない国。宗教上の理由からか、治安上の理由からか、お酒の入手はとても制限されていて、鉄の檻で区切られた特別なお店でしか買うことが出来ません。
デリー駅前をホテルに向かって歩いていた時の事。
ビールを目に付くようにして売っているお店を発見しました。
あまりにもビールを飲みたかった私は「インドでは限られた所でしか酒類を購入できない」と言うルールをすっかり忘れていた…忘れようとしていた…のです

ウメ「すいません。キングフィッシャー下さい」
店員「キングフィッシャー。オーケー、サー」

と、何の気なしに受け取って。宿に持って帰ったら…

ウメ「これ、キングフィッシャーじゃない!! キングフィーナー!!」

ビールが欲しかったのに、ノンアルコールの真っ赤な偽物を掴まされてしまいました…………とほほ。地球の歩き方に「デリーの駅前では気をつけよう」って書いてあるのに。自分がだまされてしまうとは…………


これは、デリーの街中で見かけたサイクルリクシャ。一寸積みすぎだよねぇ…一寸って言うか、だいぶ積みすぎだよねぇ…


これは、デリーの街中で見かけたおじさん。いくら運転中に電話したいからって言っても。
これはどうかと思うんですけど。


そして、デリー、バラナシ、チェンナイと移動して…
インド中廻っていると思われがちなワタクシですが、以外に南インドには今まで縁がありませんでした。なので、今回の旅行では南インドに行く、というのがテーマの一つだったんですね。
南インドはタミル語映画もあるし、カルナーティックと言う南インド音楽もあるし。何で今まで行かなかったの?と言うくらい魅力的な土地。

チェンナイに初めて降り立って。
町を散策してみると…そこここにある変なゴミ箱!
これが心を捕らえて離れません。
商品を仕入れなきゃいけないのに!!心はもうゴミ箱に夢中。

結局、仕入はそこそこに。
ゴミ箱を探してあっちへウロウロ、こっちへウロウロ…

こんなのとか。

これなんて超汚いし


これなんて、目がなんか変な感じ。
人間の生き様は顔に出るって知ってる?

これは、心がもうこの世に居ませんね。
さすがインド。ゴミ箱まで解脱しています…


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2007年04月27日

買い付けに行って来ました!!

DSCF7645.jpg
ティラキタ恒例、春の買い付けに行って来ました。今回の買い付けはネパールとインド。ティラキタの商品にネパールの商品がぐんと増えそうな雰囲気です。

「え?何でネパール? ティラキタはインド雑貨屋さんじゃないの?」という方も居ると思いますのでちょっと解説しましょう。
実は、ネパールとインドは政治的にも、地理的にも凄く近い間柄。インド人がネパールに行く時も、ネパール人がインドに行く時もパスポートなしでOK。そして働くのもほとんど問題ないそうなのです。

言われてみれば、確かにボリウッドにはネパールの女優さんマニシャー・コイララさんが居ますし、当店のタブラを作ってくれているタブラ工房はインドにありますが、その職人さんはネパール人だったりします。また、ネパールからインドに物を輸出する時はネパールに港がないので、一度インドのカルカッタまで送って船に乗せるそう。

また、ネパールとインドは古来よりプージャロード(巡礼の道)で結ばれており、多くのインド人が巡礼のためにネパールを訪れると聞きます。

DSCF7721.jpg

物流はもとより、宗教的にも関係の深い両国、不思議雑貨を紹介するのが大好きなティラキタと今まで関係がなかった方が謎といえば謎。

インドパパがネパールに行くのは8年ぶり。でも、ネパールの街は時が止まったようであまり大きく変わっていませんでした。一番最初にネパールに行ったとき、空港から市内までずっと停電していて。灯明の明かりだけで商売をしていたりする人々と、ひどく昔からずっとそこにあるような建物を見て「なんてマジカルな所に来てしまったんだろう…」と思ったものですが、その第一印象は今でもあまり変わりませんでした。インドが経済発展に浮かれていて、小さな街でも郊外に綺麗なショッピングセンターが建ってきているのを見ると、とても大きな違いです。

ネパール在住の人が「海があるとないというのは本当に大きな違いなんですよ」と言っていましたが、それも本当に納得です。

ネパールでは工場めぐりが主な仕事でした。きちんとした縫製をしてくれる工場、言ったとおりのデザインに仕上げてくれる工場を探して毎日あっちに行ったり、こっちに行ったり。ある工場は数人だけでやっていたり、ある工場は20人くらいでやっていたりとさまざまで。そんな中できちんとした仕事が出来る工場を見分けていくのが一番重要なんですね。

DSCF7774.jpg
「ネパールの街中でも色々手に入るでしょ?」って言われる事も多いのですが、やはり、街中で手に入るものはツーリスト向け。縫製がイマイチだったり、色落ちが激しかったりと日本で売るには向きません。きちんとしたクオリティのものはやはりきちんとした手続きを踏まないとやってこないのですね。

結局、カラフルな衣料品や、帽子、アクセサリー、マウスパッド等々…ついつい買い付けすぎてしまって。今度ネパールから来る便は2トン以上になると言われてしまいました。ちょっと買い付けすぎ…かも??

なので、今年の夏は本当にいっぱい夏物衣料品が紹介できると思います。
ぜひぜひ楽しみにしていてください!!

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2007年02月02日

インドのホーリー

■ホーリーについて
インドではそろそろホーリーの季節。ホーリーとは、インドで最も大きなお祭りのひとつです。3月に行われるのですが、その数日前から人々は鮮やかな赤や緑の色粉を用意してそのときを待っています。待ちきれずに色粉で顔がピンク色に染まっている人たちを見かけることもしばしば。

そしてホーリーの日が来ると、人々は外に出て色粉や色のついた水の入った袋を投げ合って、極彩色に染まっていきます。子供だけでなく、もちろん大の大人も。まさに老若男女問わず様々な色に染まっています。相手が観光客だろうとお構いなし!ボンボン色水を投げてきます。みんなバングという飲み物を飲んで酔っ払っていて、半分わけがわかっていない模様…。ホーリーは一年に一度だけの、完全に羽目をはずして楽しむ乱痴気騒ぎなのです。

私はインド滞在中にデリーでホーリーを体験しました。ホーリーの前日は、ハリドワールという町にいたのですが、ゲストハウスのお兄さんに「明日デリーに行くよ」というと「ホーリーだからやめたほうがいいよ」といわれました。ホーリーの話は聞いていたものの、体験したことはなかったので、「どうせ体験するなら都会で!」と思いデリーに移動しました。

列車を降りて駅を出ると、街中がピンクや緑などの色が混ざり合ったよくわからない色に染まっており、通りを歩いているだけで四方八方から色水が飛んできました。「これがホーリーか!」とちょっとした感動を覚えたのもつかの間。ジーンズはびしょぬれ、顔には緑色の色粉をつけられてしまいました。でも、ここまで汚れてしまえばこっちのモノ。開き直って堂々と歩くことができます。ヨーロッパ人とインド人が楽しそうに色粉を付け合ってるのを見て、「異文化コミュニケーションだなあ」と思いました。そんな風にボーっと歩いていると大変。標的にされてしまいます。

こんなにスリルに溢れ、愛に溢れたお祭りをやっている国は世界中探してもインドくらいなんじゃないかなあと感じました。インドにいったらぜひ体験してほしいお祭りです。(Matsukin)

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インドの結婚式

インドパパ、今回はインドの結婚式に行ってきました。去年の12月にインドから招待状が来たんですね。

結婚式のためだけに海外に行くなんて…と最初は思っていたのですが、よく考えてみると普通、海外の人を結婚式に呼ぶなんてしない。呼ばれたのであるから、それは素敵な結婚式なのだろうと思って行くことにしたのでした。

1.はじめに-インド人の結婚式とは

結婚式はインド人の人生で一番大きなイベントです。インド人の身の回りはお祭りがいっぱい。インドにはヒンドゥー教、シーク教、ジャイナ教など、色々な宗教の人がいて、みんな一週間に一回くらい何かしら宗教的な行事があるので、インド人の生活は言ってみれば毎日がお祭り、儀式の日々です。

でも、とにかくその中でも一番大切なのが結婚式。結婚式はインドの女の子の夢そのものと言っても過言ではありません。ゴージャスなサリーにアクセサリー。たくさんの参加者にプレゼント。結婚式は女の子が一生に一度だけお姫様になれるスペシャルな時間です。インド映画でも、結婚式は多くの映画で必ず入る定番のシーンでもあります。

インドの結婚式はとにかく豪華!! そしてたくさんのゲストを呼ぶことで知られます。 結婚式は最低でも数年分以上の貯金を全部はたいて行い、10年分の貯金を全部つかっちゃった、なんていう話もある位。そんな大金をはたくのは女の子の夢のためだけ?
実は違います。
インドの結婚式は、実は家と家の結婚式なんです。日本では廃れた、家同士の結婚と言う考え方ですが、インドではまだそれが主流です。家と家の結婚式を盛大に行う事は、その家同士の社会的ステータスを披露し、維持するためでもあるんですね。

家こそが、社会の強さ、そして私たちの強さだと、多くのインド人は胸を張って言います。だからインドは世界で最低の離婚率を誇るんだって。実際、インドの離婚率は1%程度しかないんだそうですよ。

さて、結婚式。結婚式は、女性が唯一楽しめる場所でもあります。インドの女性は家の中にいて、外での女性のアクティビティはないに等しい。日本のように女性だけで遊びにいける環境にはないのですね。女性だけで飲みに行くなんて、とんでもないことです。
そんな環境にいる女性にとって、着飾って、おいしいものを食べ、色々な人と出会うことが出来る結婚式は一番の娯楽なんですね。

インドパパが呼ばれた今回の結婚式は2日間。「え?2日もやるの?」と私達は思いますが、長いものになると7日間続くそうですよ。

2.一日目−結婚式前日の儀式
 一日目。インドの結婚式は昼から始まります。新郎新婦が行う実際の儀式は朝からあるそうですが、お客が集まってくるのは昼頃から。結婚式の場所は新婦の家に近い、結婚式用の場所でした。
 私が会場に到着した時は会場はまだあまり飾られていず、質素な感じ。以前出席した結婚式はもっと豪華だったので、正直期待はずれでしたが、後にその感想はいい意味で裏切られることになったのです。

 後で知ったのですが、結婚式場は新婦の家が属するカースト、オスワルカーストが独自に持っている結婚式用の場所。そんな場所を特別に持っているわけだから、このカーストの人たちはとても金持ちなのですね。

 結婚式場には既に100人くらいの人が着席し、談笑していました。みんなインド人なのに恐縮しながらも、自己紹介、自己紹介。ひたすら自己紹介を続けて。
 多分、その一時間だけで30人以上と自己紹介したと思うのですが、あまりにも短時間に自己紹介したので結局、誰が誰だかわからなくなってしまい、頭の中は大混乱。
 紹介してくれる人が、これは俺の妻のいとこで、とか、これは俺の兄の妻の甥でと紹介してくれるのだが、やっぱり大混乱。
 インドパパはとにかく顔と名前を覚えるのが苦手なのです。

 30人と挨拶して唯一わかったのが、インド人の家族関係が太く、長く、強いと言うこと。日本人だったら兄弟の妻の甥なんて完全に他人だと思う。でも、インドではそんなところにも関係が築かれているのです。

 金持ちカーストの結婚式なので、来る人はどこかの社長とか、外国から来た人とかがやたら多い。この結婚式のためだけに来た国の人は、英国、南アフリカ、モーリシャス、オマーン、ケニア、そして僕、日本。
 結婚式のためだけに6カ国から人が集まるなんて信じられない!! その瞬間になってやっと、この結婚式がインドのセレブの結婚式だって事を理解したのでした。

 海外から来ていると言っても、みんなインド人。明らかに外人とわかるのは僕だけ。
インド人がどれだけ海外で力を付けているかを知る、そんな結婚式でもありました。



 新婦のサリーは青色。手には綺麗なメヘンディ。凄く細かく、緻密で。新郎新婦を模した顔が両手に入っていた。メヘンディを入れている女性は街でも多く見るが、これだけ綺麗なメヘンディのは始めて。

 結婚式では、インドでは男女が同じ席に座ることがありません。席も完全に別々なら、結婚式の挨拶も男女別々に進む。両方比較してみてみると、やっぱり、新婦側のほうが華やかな感じで見ていて楽しい。これでもか!!と着飾った人たちが次々新婦に挨拶していく様は映画の1シーンを見ているよう。昼の間中、贈り物をしたり、新婦にお菓子を食べさせたり、そんな儀式が延々と続いた。

 そして夜になって。楽しみにしていた夕飯の時間。インドの結婚式と言えば、タダ飯!!とにかくタダ飯!!
 実は、インドの結婚式は呼ばれていなくても行って、ご飯を食べていいのです。だからインドパパも旅行者としてインドに居たとき何回もご飯を食べに結婚式に行ったのでした。

 しかし、その夜の料理は結婚式の料理と言うにはちょっと華やかさが足りない感じ。タダ飯を食べにきているような人もいない。それもそのはず。本番は明日。

 とはいうものの、料理はとても美味しい。しょっぱくなく、きちんとした味付け。それにびっくりしました。
 食べたい盛りの若いインド人がみんなで結婚式にタダ飯を食いに行く…なんていうのは本当によくある話なので、多くの結婚式ではあまり量を食べられないように料理の味付けをしょっぱくしてあるのですね。
料理の味だけでさすがセレブの結婚式だ…と感じたのでした。


2.二日目 - 結婚式当日

 結婚式当日。式は朝から始まった。新郎と新婦は朝の4時から起きて、5時から儀式があったそうですが、一般の客は9時頃から。


 朝一番の催し物はインドダンス。結婚式用の楽団が来て、みんなでそれにあわせて踊る。女性も、男性も、みんな輪になってダンス、ダンス。太鼓に合わせて、肩を揺らしてダンス、ダンス。
俺は日本人だから踊らないもんね…と高みの見物をしていたら、インド人がやってきて、結局、踊る羽目になり。最初はしぶしぶ踊っていたのだけど、10分もするうちにだんだん楽しくなって、結局インド人と一緒におおはしゃぎしてしまいました。


 ダンスが終わると、結婚式本番。数ある結婚式の儀式の中でも、一番重要なのが火の回りを数回廻る儀式です。映画の結婚式シーンでもこのシーンが特に重要視され、よく出てきます。

 結婚式が終わると、夜まで休憩。夜になると一番大きなイベント、日本で言う披露宴が始まります。この時ばかりはみんな最大限におしゃれをして、会場も綺麗に飾られます。
今回の披露宴では推定1000人程度の人が集まった感じ。どこを見回しても金持ちそうなインド人、インド人、インド人。



来賓は来るとみんな新郎新婦に祝福をしにいき、プレゼントを手渡したり、ちょっと談笑したり。それが何時間も続きます。最初は日本人は俺だけ…と気後れしていたのですが、この辺になると、みんな知り合いばかり。どこに言っても声がかかり、楽しく話をすることが出来ました。


その中でも、一番印象の強い人は彼!! 横の写真の人ですが、アミターブ・バッチャン(インド映画俳優)にそっくりじゃありません? 写真で見るとちょっと印象が違いますが、最初見たときは本人!?カと思ってびっくりでした。


今夜は本番。だから料理はとにかくゴージャス。ちょっとづつ食べても食べきれないほどのメニューが並んでいました。この結婚式のカーストにはジャイナ教の人が多いらしく、ジャイナ教徒用のカウンターもありました。
ジャイナ教徒は肉、魚、そして根菜類が食べられないのですね。肉、魚は多くのインド人も食べられませんが、根菜類は食べられるので、ジャイナ教徒は特別のカウンターが必要なのです。

カレーも色々、レストランでは食べられない田舎の料理もいっぱいありました。しかし、なんと言っても料理のメインはスイート。とてつもなく甘いスイートの数々が大量に用意されていました。インドパパもちょっと試してみましたが…砂糖よりも甘い!! と思えるようなものばかりで早々に退散。

そして、10時ごろに披露宴は終わり。
2日間続いた儀式と踊りと、料理の華やかな日々。
インドの文化と、味、そして多くのインド人と触れ合うとてもいい機会でした。

日本に帰ってきて思うのは、インドまた行けるといいなぁ…ばかり。
インドLove。

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2006年05月01日

ゴアって???

 いっきに暑くなってきて、野外音楽パーティー・レイヴのシーズンがやってきました! ティラキタ店長・インドパパ夫妻も先週末に今年最初のパーティーに行ってきました。フジロックとかいろいろありますけど、インドパパ夫妻が大好きなのはトランスの流れるレイヴ。最近じゃプログレトランスとかサイバートランスとかいろいろありますけど、ティラキタ=インドに縁の深いものといえばサイケデリックトランスこと『ゴアトランス』。
 最近じゃ「サイケは分かるけどゴアってなんの意味だかわかんない……」って人が増えているらしく、ゴア好きのわたくしうめ2としては非常に悲しい! そこで今回のテーマは「ゴアってなんだろう?」です。


 日本が市町村合併でどんどん少なくなってるのに対し、最近のインドは州の分離独立が盛んです。もともと言語や文化・民族単位で分けていたのを、さらに細かくしたいという動きがあるんですね。もし厳密に言語単位で分けたらいったいいくつの州に分かれるのやら、見当もつきません。
 そんなインドの州の中でもっとも小さいのが、インド西南部にあるゴア州。この州が他と一風変わっているのは、1961年まで数百年にわたってポルトガルの植民地になっていたこと。他にもダマン・ディーウという街やフランスの植民地になっていたポンディシェリーなどがあるんですが、これらは街単位のためインド中央政府の直轄領となっています。そんな中でゴアは州として独立した自治権を持つ、一風変わった土地としてインドの中で際立った存在です。
 まず、多くの人がキリスト教。ヒンドゥー教ではお墓を作らないで火葬してガンガー(ガンジス川)などに流してしまいますが、ゴアの人は十字架の立ってるお墓を作ります。そのへんの畑の中にお墓がたくさんあって、一種独特な感じです。
 サリーやパンジャビドレスを着てる女性もいるけど、スカートを履いてる人も普通にうろうろしてたり。牛もそこそこいるけど、バラナシほどはいないですね……そう、キリスト教徒だから牛を食べちゃうんです(笑)。おいしいステーキを食べさせる店も。

 これだけヨーロッパ風な文化が根付いた場所に目をつけたのが、70年代のヒッピーたちでした。きれいな砂浜が続く砂浜で、やしの木をバックにアラビア海に沈んでいく夕日は最高。ヒンドゥー色の濃い他の州に比べて文化的に理解しやすく、親しみやすい人々。そのくせ適度にヒンドゥー文化の影響も感じられ、アジアにいることを実感させてくれる。そんな魅力たっぷりのゴアに魅かれていったのでしょう。当時の東南アジアはベトナム戦争などの影響もあり、ゴアのほうが気軽に来れたのかもしれませんね。タイのサムイ島やプーケット島などが注目されだしたのは80年代からと記憶しています。
 ヒッピーたちは楽器を持ち込み、日なが一日、ギターや太鼓を奏でては踊り続けました。彼らはそれを「パーティー」と称しました。
 もともとイスラムなどでは1時間以上にわたって回転し続け(回転舞踊)神との合一を図るといった「スーフィズム」という神秘主義がありました。また、ヒンドゥー教でも伝統的にガンジャ(大麻・マリファナ)を吸って恍惚としシヴァ神との一体を図る伝統もありました。こうしたトランス状態になる伝統が根付いているインドと、彼らヒッピーとが出会い、誕生したパーティー文化。いまにつながるレイヴ文化の、一つのはじまりでした。

 そんなヒッピームーブメントもいつしか終わりを告げ、住み着く者がいたり、故郷に帰ってかたぎに帰る者もいました。静かな80年代が過ぎていき、ついにゴアトランス誕生の90年代を迎えます。
 当時はテクノ音楽が流行し、世界各地の物好きたちは自分で曲を作ったりすでにある音楽をミックス・アレンジして、独特な曲を作っていました。そんな彼らが「ヒッピーの最後の楽園」と言われたゴアに集まってきたのも、自然な流れだったのかもしれません。
 彼らはカセットテープに録音した曲を交換し合い、レパートリーを広げ、技術を深めていきました。インド特有のシタールやタブラーの音、マントラの響きなどにも出会い、それらをもミックスしていきます。
 そして誕生したのが、ゴアトランスでした。イスラム音階などの民族音階を用いたメロディや、宗教・民族的なパーカッションや音声をサンプリングし、有機的でシャーマニックな楽曲を次々に生み出していきました。トランスの特徴といわれる定期的に繰り返す四つ打ちのビート音は、それまでの普通の楽器では不可能な音楽でした。機械的なサンプリングによって初めて生み出された定期的なリズム。これが、トランス状態をより深めるのに有効だったのです。

 インドに元々あった宗教的な要素、ヒッピーたちが持ち込み生み出したパーティー文化、そして科学技術の発展によって生まれたトランスミュージック。これらが渾然一体となり生み出されたが、ゴアトランスだったのです。
 そしてゴアは、世界に「ゴアトランス発祥の地」としてその名を広めることになります。


『LAST HIPPIE STANDING』というドキュメンタリーDVDがあります。この中に70年代当時のパーティーの様子が収録されているんですが、今と変わらず踊りほうける人々がたくさん映っているんです。当時の楽園ぶりが伺えます。このDVDは「当時から変わらず今でも住んでるヒッピーはいるのか!?」って内容なんですが、有名なDJのゴアギルは、その代表格ですね。彼のインタビューもたっぷり。
 そして今のゴアの様子が出てきます。ゴアトランスの聖地としてその名を知られるようになったゴアの今はどうなのか。ヒッピーたちを暖かく(?)迎えたゴアの人たちは、今のパーティーピープルに対してどんな感情を抱いているのか。そういったことがよくわかるDVDです。
 まぁ難しいことは脇に置いておくとして(笑)、いまのゴアを知る人にも、かつてのゴアを知る人にも、懐かしさをこみ上げさせてくれる内容に仕上がってますね。自分なんて何度見たかわかりません。

 というわけで今年も、レイヴシーズンのスタートです。今年はどこまで、人々をシヴァのいざなう恍惚としたトランスワールドに連れて行ってくれるパーティーに参加できるか? 今から楽しみです。

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2006年04月05日

インドのお菓子のなぞ

 ちょうど当店の「お客様の声」コーナーでお菓子の話が出たので、今回は「インドのお菓子」について。
 海外旅行での楽しみには「食事」がありますが、ともかく甘党な僕にとっては滞在先にどんなお菓子があるか、これは重要な点だったりします。チョコレートがゴムのごとき味のものしかない(かつての)中国など、困り果ててました。だって炎天下にあって溶けないチョコパイっていったい……。
 もちろん、中国菓子はそれなりにおいしくいただきましたよ。

 ではインドはというと、チョコやポテトチップスなど、なかなかグレードが高いんです。イギリス資本のちゃんとした工場があって、味もバッチリ。かたやインドの普通の会社のはどうかというと、これはこれでそこそこおいしかったりします。昔の駄菓子に近い感じかな……。
 マサラなどを使ったインドオリジナルのスナック菓子もなかなかの出来です。当店でもいろいろ取り扱ってます。マサラがちょっときついものも確かにありますけど、それは日本のポテチとかでも同じこと。たまに変なの、ありますよね……。すぐ消えてくやつ。そういう点では、現地でもロングセラーの「GUPSHUP-揚げマサラピーナッツ」やhttp://www.tirakita.com/food/fd_snk_5.shtmlなどは、初めての方にもお勧めできる味です。

 それでは、現地でしか食べられないお菓子といえばどうでしょう。日本で言うところの生菓子に当たるものですね。
 おおむねどれにも当てはまるのが、ものすごく甘いこと。これはイスラム文化の影響のある地域全般に言えることなんですが、お酒が飲めないことと関係があるようです。イランなどで大の男が嬉しそうにソフトクリームをなめなめしてるのを見ると「同士!」みたいな……(笑)
 おっと、話がずれましたね。「お客様の声」コーナーで出てきた話題は、ソーンバブリといわれるインドのお菓子は入荷できないかということだったんです。これ、僕の記憶だと生菓子だったんですよ。さすがに生菓子は入荷できないだろうと思ったら、なんと袋詰めで売ってるとのことで、写真も載せていただきました。うーん、確かに。
 ではこのソーンバブリとはなにか? 調べたところ、ミルクを原料にしたもので、それを綿飴の繊維のように細くします。何重にも重ねて圧縮し固め、上にナッツなどを載せて出来上がりとのこと。口に入れるとまるでグラスウールのような感じで、最初は口の中の水分が吸い取られていき、ちょっと苦しい感じがします(笑)。でもすぐに溶け出し、口の中が不思議な甘みで満たされます。
 綿飴も生菓子のようなイメージがありますが、確かに袋詰めでも売ってますよね。よく考えれば砂糖を引き伸ばしただけだから、腐りやすいわけも無いですし……ソーンバブリも似たもの同士という感じで、そうそう腐るものでもないようです。ひとことで言えば「超凝縮ミルク綿飴」とでもいう感じでしょうか。栄養価も高いでしょうし、保存の効くお菓子としてはいいものなのかもしれません。

 他も見た目は和菓子っぽいのが多いんですが、ほとんど激甘。一つか二つ食べたらもう十分です。辛いカレーを食べた後にこれを食べて口を休める、という感じなんでしょうか。
 あと、宗教的行事で供え物に置かれていたお菓子で、最後に参加者に配られたりするのもこれです。日本でも仏壇に供えておいた「お下がり」を頂くという習慣がありますし。
……そういや日本の仏壇に置かれる「らくがん」も、微妙な甘さだったような。このあたりの風習は、もしかしたらインド発祥なのかも!?

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