インド人のゴミに対する意識が変わってきた。 清掃スローガン スワッチ・バーラット

2018年12月8日     No Comments    Posted under: インドが大好き!!, 旅行記

■インドはあまりきれいな国ではない

インドを愛するものとして、あまり言いたくない事ではありますが、申し訳ないけど、インドをきれいな国だと言う事ができません。

むしろ汚い。

本当にごめんなさい。
お世辞にも綺麗とは言えません。

申し訳ないけど、僕らの観点から見ると、ゴミがポイ捨てされまくっている汚い国というのがインドです。その汚さは私達の想像を絶する時もあります。

街にビニールゴミが散乱していたり、地面にはビニールが地層になって埋まっていたりします。

ゴミが足元に散乱する中でクリケットをして遊ぶ子どもたちもしばしば見かけます。

■家の中は無駄にきれい

でもなぜかインド人の家の中はとってもきれいです。これがインドの不思議な所。仕事柄、いろいろなお宅にお邪魔しますが、どのインド人宅にお世話になっても、基本的にすごい綺麗です。

家の床は大理石で作られていて、ピカピカに磨き上げられ、埃一つない家もあります。持っている物の数はそんなに多くないので、物が多くて散乱している私達日本人の家よりも綺麗なのではないだろうか? と思います。

「家の中は綺麗にするものなのよ」と奥様たちは口を揃えていいますし、インド人のちょっといいご家庭では、お手伝いさんがいて毎日、皿洗いに来たり、掃除をしにしたりしてくれますので、だから綺麗だというのもあるのでしょう。

お手伝いさんが来ないようなお宅でも、やっぱりみんなそこそこは綺麗にしています。

「インド人の家の中は日本人の家よりも綺麗である」

それもインドの一面です。この家の中の綺麗さは、インドの家の外の汚さを見て、「インドは汚い国だ」と思うようになった私達の常識を打ち砕いてくれるものでもあります。

また彼らの心の拠り所である、お寺の中は、もちろん超絶綺麗。

インドの家はきれいであるということを知ってから、「インドって汚いんでしょ?」と聞かれる度に、「別にインドは汚い国じゃないよ!! 外は汚いけどね…」と説明するようになりました。

■清掃スローガン スワッチ・バーラット

インドがモディ政権に変わって来てからというもの、インドは驚くほどのスピードで変わってきました。

・インド版消費税であるGSTの導入
・旧紙幣の廃止と、新紙幣の導入
・外国企業の参入緩和
・自然エネルギーの積極的な導入

など、そのドラスティックな政策は多岐にわたりますが、絶大な支持基盤を背景に、今までの政権ではなし得なかった改革をどんどん進めています

そしてモディ政権が進める改革のうちの一つが、インド清掃運動であるスワッチ・バーラットです。

■ムンバイでプラスチックバッグが禁止に

スワッチ・バーラットのせいかどうかは知らないのですが、半年ほど前からムンバイでプラスチックバッグの使用が禁止になりました。

プラスチックバッグを使用すると5000~2万5000ルピーの凄まじく高い罰金が課せられるので、多くのお店では買い物の際に紙袋や、コットンバッグを用意してくれます。

「実際の所どうなの?」と聞いてみると、ブツブツ文句は返ってくるのですが、その次に、環境も大切だしねと一言加わってきます。一定の理解はされている模様です。

とは言うものの、まだビニール袋の在庫が残っていたりするので、こっそり渡されたりはしますけどね。罰金が高いとは言っても、その辺のゆるい感じはやっぱりインドです。

実際問題、ムンバイにはこんなにゴミだらけだったりする場所もあります。これはスラムのダラヴィー地区です。

ちょっと位、強硬だと思っても、プラスチックバッグの使用を禁止したほうがいいのは誰が見ても明らかです。

小売店にとっては安いプラスチックバッグを安易に渡すわけにはいかなくなりましたので、コストアップの要因ではあるのでしょうが。

現在、全国29州のうち25の州政府が、使い捨てのプラスチック製の袋や、コップ、お皿などの使用を禁じる法律を導入しているのだそう。インドは法律レベルで言えば、世界でも指折りの厳しいプラスチック排除国になっているのですが、実際の状況を見ると、法律は作っても全員がすぐに右に倣うわけではないのだなと感じます。

日本だったら法律ができたらあっという間にみんなが従いますが、インドはもっとおおらかなのですよね。

■ゴミに対する意識が変わってきた

家の中は綺麗でも、家の外には無頓着だった…いえ、家の外はゴミ箱だと思っていたインド人たち。法律ができたとしても、その意識を変えるのはなかなか時間がかることではありますが、徐々にゴミに対する意識は変わりつつあります。

これはアルナーチャル・プラデーシュ州でで見かけた竹のゴミ箱。ちゃんと街にゴミ箱が置かれるようになりました。

バラナシのガートにもゴミ箱があり、毎日ちゃんと回収にやってきます。

ムンバイの街中にもゴミ箱がありました。

もちろんまだ汚いけどインドは徐々にきれいになりつつあります。
綺麗になったインドはインドらしくないような気もするけど、でもやっぱり、綺麗な方がいいに決まっています。

あと5年、10年ほどしたらゴミのないインドが出現してくるのでしょうか?
その取組はまだ始まったばかりですが、徐々にその兆しが見え始めてきてもいます。

とは言うものの…「インド人たちの考える美化」とはこの写真のような感じ。

何でこんな綺麗なところにデカデカとペンキで書くんだよ…凄い残念感!!

KELP ME CLEANって…意味はわかるけど!!
ここに書くのが一番汚らしく見えるよ…

この様にまだ、僕らから見るとちょっとズレてる気がしないでもないですが、その辺にどんどんポイ捨てしていた以前よりはだいぶマシ!だと感じるようになってきたのです。

きっと、あなたが次に行くとき、インドは昔よりもきれいになっているはずですよ。

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