ラダックとインドをロイヤルエンフィールドで巡りたい

2015年12月3日     1 Comment     Posted under: インドが大好き!!

■インドは広いからこそバイク向き


「インドは大きいよね」「いくら時間があっても廻りきれないよね…」と言うのはインド好きの合言葉。半年あればインド全部を廻れるだろと思って半年のビザを貰ってインドに行っても、結局、半分も廻れなかったと言うのはよく聞く話です。

実際、どれ位大きいかというと、インドはヨーロッパとだいたい同じくらいの大きさ。下をイタリアに合わせると、上はノルウェーの北極圏沿岸あたりまで届き、左横をロンドンあたりに合わせると、右横はモスクワくらいまで届きます。インドと一口に言いますが、とにかくでかい国なのです。

それだけの大きさの土地を国境無しで走りまくれるのがインドのバイク旅の素晴らしい所。ココヤシが茂る南国から、ラジャスタンの砂漠、ハリヤナの農村地帯を超え、ヒマーチャルの山岳地帯を抜け、ラダックの高原地帯に行くなんて言う素晴らしい旅のプランが組めるのもインドならでは。

バイクを海外に持っていく人たちの悩みは「どうやって国境を超えるか」と、「どうやってバイクを持っていくか」なのですが、ことインドに限ってはそのハードルはものすごく低く、バックパッカーで行った人が思い立ってすぐにバイク旅に出られる位です。

■どこでバイクを買えるの?


バイク旅を始めるには、まず最初にバイクをどこかで手に入れなければいけません。

手に入れるには…
 1.自分のバイクをインドまで持っていく
 2.バイクをレンタルする
 3.新品を買う
 4.中古を買う
と言う4つの方法が考えられます。順番に考察してみます。

■1番:自分のバイクをインドまで持っていく方法

これは様々な手続きや書類、そしてお金と時間ばかりがかかるので全くお勧めできません。バイクで世界を一周した親友がいますが、その彼は自分のバイクで世界一周をするために、カルネと呼ばれる一時的に輸入できる書類を取得し、それを使って旅行していたそうですが、カルネを取得するのに高い担保金を入れなければいけず、一時的に非常にお金が必要だったとの事。

インドは面白い国ですが、こと行政手続となると時間がかかり、訳の分からない書類が何枚も必要で、最後には賄賂まで要求されるというお国柄。なので、自分のバイクをインドまで持ってく方法は最悪の選択です。

■2番:バイクをレンタルする方法

ネットを探してみると、何社か、バイクのレンタルをしてくれるWebサイトが見つかります。例えば以下のサイトではRoyal Enfield 350ccが一日700Rs(1400円)でレンタルできます。10日間で14000円ですので、短期間の旅行にはちょうどいいかもしれません。

■3番:新品を現地で購入する方法

インドではいろいろな会社のバイクが売っています。HONDA、YAMAHA、SUZUKIなどの日本のメーカーはもちろん、インド資本のBAJAJ、日本のホンダとの合弁だったHIRO、日産と手を組んでいるMAHINDRAなど、様々なメーカーのバイクがあります。日本のメーカーのインド仕様を買うのも楽しそうですね。

■4番:中古を現地で購入する方法

オススメなのは他の旅人が乗っていた中古を買うことです。今までの4案の中で一番安くあがりますし、バイクで旅した上に、うまくやれば儲かっちゃうかも…と言う最高の方法です。売買に多少の時間がかかりますので、時間に余裕のある人向けです。

バイクをインドで購入し、出国する前に売ってしまう旅人は結構多くいるもので、旅行者が集まる所で探せば、中古を販売している人をすぐ見つけることができます。

中古のバイクを発見できる主な場所はデリーのパハールガンジ、ゴア、マナリ、レーあたりでしょうか。特にデリーのパハールガンジは旅の中継地点になっていますので、中古のバイクを非常によく見かけます。レストランの張り紙を探せばすぐに発見できますよ。

こちらはマナリの街中で出ていた一台。ロイヤルエンフィールド サンダーバード 350ccです。

全部修理して最高の状態!! 2人分のヘルメットや手袋、予備のペトロールタンクなど、必要な装備は全部付いてるよ!と書いてあります。

■バイクの燃料はどうするの?

心配しなくても大丈夫!! 広いインドですが、必要な所には必ずガソリンスタンドがあります。インドではガソリンはペトロール、ガソリンスタンドはペトロールポンプと呼ばれています。ガソリンスタンドと言ってもあまり通じませんのでご注意ください。

とは言っても、ペトロールポンプの数は必要とされる数よりもだいぶ少なめ。ですので、ペトロールポンプの前にはいつも渋滞ができていて、しばしばペトロール切れになっています。ですので、ペトロールは早め早めに入れておくのが順調な旅行のコツです。

なお、マナリ=ラダック間等の僻地を走る時は、ガソリンスタンドが少ないので予備のガソリンは必須になります。マナリ=ラダック間を旅した時には、写真のように、すべてのバイカーが予備のペトロールを積んで走っていました。

■帰国するときはどうするの?


新品を買ったっていうのであれば、船便に乗せて日本に持ち帰るという手もありますが、あなたが他の旅人から中古を買ったのなら、同じ値段をつけて売ってしまうのがよいと思います。

旅人が集まる所に張り紙を出してもいいですし、現地のバイク専門店でも買ってくれそうです。もちろん、バイク専門店よりは自分で売ったほうが高く売れそうですけどね。この張り紙のロイヤルエンフィールドは2006年式で75000Rs(15万円)…ちょっと高すぎやしないか。きっと、ここから値引きされることを考えての金額だと思います。

■旅人の憧れ ロイヤルエンフィールドで廻りたい

せっかくインドに来たのに日本製のバイクなんて乗りたくない
インドではインドならではのバイクで旅をしたい

そんな旅行者にダントツに人気なのがロイヤルエンフィールドです。ロイヤルエンフィールドは昔からの変わらないデザインが非常にかっこ良く、飽きの来ない素晴らしいデザイン。しかも機械も設計が古くてこなれているのでインド中のどんな修理工場でも簡単に直してくれます。インドでバイク旅行=ロイヤルエンフィールドで旅行すると言う公式ができているほどの人気ぶり。

ロイヤルエンフィールドは現存するオートバイブランドで世界で最も古い、イギリス発祥のオートバイメーカーなのですが、現在は、インドで生産されているオートバイです。旧宗主国の英国から、インドに渡り、インドで魂を込めて作り続けられているオートバイ。歴史の流れも感じられる素晴らしいバイクです。

インドではロイヤルエンフィールドはこの様な販売店で売っています。こちらはコルカタのチョウロンギー通りにあるロイヤルエンフィールド販売店の看板。

新品はピカピカで素敵ですが…インドで購入しても10万ルピー(20万円)から20万ルピー(40万円)位で、日本で買うのに比べたら半額以下のお値段ですが、それでも旅の中では結構なお値段。ですので、中古を発見しましょう!! 状態によりますが、中古であれば5万円から購入できると思いますよ!

こちらはロイヤルエンフィールドでマナリからラジャスタンまで行くロードムービー。
インド人もこの様にインド中をロイヤルエンフィールドで廻っています。
カッコいいムービーには夢がいっぱい詰まっていますね。見るだけでドキドキします。

■広く交通量の少ないラダックはバイクに最適

広いインド。インドはどこでもバイクで走れます。思い立ったすぐその時からが旅の始まり。デリーからジャイプルなど、ラジャスタンを廻るドライブも素晴らしいことでしょう。デリーでて、アグラでタージマハールをみて、プシュカルに向かって…と夢は限りなく広がります。

10年前はインドに高速道路がなかったのですが、今ではインド中の色々な所に高速道路網が張り巡らされ、車やバイクでの移動が大変楽になってきています。デリーからアグラへも、アグラからジャイプルへも高速道路か、立派な国道があります。

立派な道路があったり、高速道路を走ると言うことは…これって、あまり面白くない、って言うことですよね。高速道路を走るのなら、日本で走っているのと大して変わらないからです。

インドに20年通い続けて、色々なところを見てきたインドパパのオススメルートはヒマーチャル・プラデーシュ州から、ジャンムー・カシミール州。ダラムサラからマナリ、そしてレーにラダックです。

標高5000mの空の碧さと舗装されてない道路

落ちそうなガケのところをライダーが走っていきます

ミリタリー仕様のロイヤルエンフィールド ブレット。パスポートのチェックポイントで小休止。

時にはこんな悪路を通らなければいけない時も

小さな村には必ずレストランや小さな宿があり、必要な物を手に入れられます

道ははるか遠くまで続き…

大きな風景の中を一人行く

インド人にとってもマナリやラダックでのツーリングは冒険なので、ヘルメットにカメラをつけている人も

標高5000m付近で高山病でグロッキーになっているライダー。
早く下に降りなきゃね!!

これを書いているインドパパですが…実はインドをバイクで旅行したことはありません。南米を車で一周したり、インドで色々な所を車で走ったりはしましたが、まだインドをバイクで走るという夢は実現できていないんですね。夢は口に出さないと実現しないそうです。いつか実現するといいな、と言う夢のためにこの記事を書いてみました。

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  • 懐かしい?15年程前プーリーで買った糞ボロのエンスフィールド(300ドル)を駆って毎日修理しながら迷い巡り、たくさんのバイク屋やバイカ―達に出会い、忘れられない時を過ごしました。その数年後、車(キア)でも回りましたがエンスフィールドで走った経験とは比べるべくもなく….インドの旅も慣れたと感じた諸兄!エンスフィールドでの旅は新たな感動を呼び起こすベストな選択だと思います。

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