ジャイプルバングルの作り方を見て来ました

当店でも取り扱いのあるインドのバングル。ゴージャスで、キラキラしていて、可愛い、インド女子のマストアイテムです。インドのバングルは街によって個性があり、ムンバイなどでは金属製のバングルが好まれていますが、ジャイプルでは樹脂製のぽってりとしたものが伝統を重視するジャイプルっ子のテイストなようです。ガラス製や、骨製、プラスチック製など素材も作りも地域によって様々なものがあります。

このバングル、実際はどのようにして作られているのでしょうか…先日、ジャイプルに行った時に、バングルの工場に行って来ましたので早速レポートしてみます!!

バングルの工場は旧市街の裏道にありました。工房にも女の子が集まっていまする所を見ると、インドの女の子は本当にバングルが好きなのですね。工房は大人2人が対になって作業できるだけの大きさしかありません。男性の目の前には鉄板をはじめ、バングルを作るのに必要だと思われるいろいろな道具が並んでいます。

これがバングルの素材になる樹脂です。どんな成分の樹脂かは判らないのですが、熱を加えると簡単に柔らかくなる粘土みたいな樹脂です。


その樹脂を太い棒の先に付け、炭火で炙り、熱を加えて徐々に伸ばしていきます。炭火で炙ると結構簡単に柔らかくなり、人間の力でも簡単に長くすることができます。


木の道具などを使ってコロコロ、コロコロと伸ばしていきます。


伸ばした樹脂の先端をバングルにちょうどいい長さに切ります。サクッと簡単に切れました


木枠の中に入れて整形します。手に当たる部分と、宝石が付く部分がありますので、片方が丸く、もう片方を四角くします。この木枠、もう何十年も使われているような風格がありますね。


ここからは正面に座っているおばあちゃんの出番です。おばあちゃんは整形した樹脂を受け取ると、クルッと丸めて片方の端っこを火がついている炭に押し付けて溶かし、ぺたりと接着します。


ある程度固まったら、次はサイズ調整です。標準のサイズに合うようになっている木の棒にさっき丸くした樹脂を入れて押したり、さすったり。サイズ調整も簡単なものですね。


サイズ調整した後に、ストーンを入れて完成です。残念ながら今日はストーンを入れる作業はやっていないとの事でした。そしてこれが完成品のジャイプルバングル!! キラキラ光って綺麗です。


見ていたら、早速お客様がやって来ました!! ナマステ?!!

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