バングラデッシュの手作り移動遊園地

2013年6月6日     No Comments    Posted under: インドが大好き!!

以前、バングラデッシュの衝撃!! イスラム教の犠牲祭イード・ウル・アザーをレポートしましたが、犠牲祭の日はイスラム教徒にとって非常に大きなお祭りなので、街の中には小さな遊園地が出現します。携帯のゲームに夢中な日本の子供たちは小さな遊園地なんて見向きもしないと思いますが…バングラデッシュには古き良き、戦前の日本のような光景が広がっていました。


犠牲祭の日の朝、バングラデッシュの首都、ダッカの旧市街を歩いていると、これから乗り物が作られる準備中のところがありました。奥には半分完成した木製の観覧車が、手前にはまだ作りかけの遊具がありました。奥の観覧車は全貌が見えているのですが、果たして手前の遊具はどの様になるのでしょうか…


見ていると、男性2人が横棒を建っている棒に引っ掛けていきました。鈎状になっている金具をちょっと引っ掛けるだけで、何とも頼りなさそうです。並行が上手に取れるように、対角線上に横棒をつけていきます。廻りでは子供たちが今か今かとワクワクしながら待っています。

横棒にチェーンをつけていきます。準備が進むにつれ、子供の数がどんどん多くなっていきます。子供は地面に置いてあるロケット型の乗り物に勝手に乗り込み、遊び始めています。バングラデッシュの子供には全く遠慮というものがありません。全てが自分たちの思うがまま。


乗っている子供たちを一旦下ろし、チェーンにロケット型の乗り物を引っ掛けました。何ともチープ、あっという間に壊れて怪我しそうな感じですが…きっとこれでも良いのでしょうね。子供たちは待ちきれない様子。まだ完成してないのにもう乗っちゃっている子も見えます。


そして、チケットの販売開始…子供たちがアリのようにチケット売りに群がります。チケット売りの人、子供たちで見えなくなっていますが大丈夫なんでしょうか。


その横の木製観覧車も全部手作りです。籠を木の棒にくっつけるのも、土台も、全部がハンドメイド。ピカピカの観覧車が普通の私達の目から見ると、「こんなの動くのかよ。事故なく出来るのかよ…」と思いますが、バングラデッシュ人にとってはきっとこの手作りが普通なのでしょう。


木製観覧車の準備もできて、子供たちを載せ、さて………あれ?この観覧車、動力がありません。一体どうするのでしょう? まず、一個の籠に子供たちを乗せ、大人2人で回します。そして、対角線上の籠にまた子供を載せて…そして人力でグルグル!!
 ギー、ギーと木の擦れる音を出しながら観覧車が回っていきます。 結構速いです! 怖??い!!

どんな感じで回るかは実際に見ていただいたほうが早いと思いますので、ぜひ動画をご覧ください。

 

バングラデッシュはなんだか、50年前の日本のようなとても懐かしい世界でした。準備から動かすまで全て人力の、何とも心のあたたまる手作り遊園地。こんな時代も日本にあったのかなぁと思う、犠牲祭の血みどろの街の中でのちょっとホッとする瞬間でした。

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