インドのヘッドマッサージが危険極まりない!!

人類みな兄弟で同じような体の構造をしていますが、マッサージのやり方は国によってイロイロです。日本には指圧や針などがあり、タイにはタイマッサージがあります。世界のいたるところにマッサージはありますが、その施術方法は様々で本当に面白いもの。

インドにはアーユルヴェーダの4000年の歴史があり、ごま油などを使ったオイルマッサージが行われていたり、マッサージだけでなく身体を内面から変化させる目的で何日間もマッサージ専用の家に泊まったりと歴史に裏打ちされた素晴らしいマッサージの伝統があります。

インドのアーユルヴェーダは有名ですが、しかし、インドではタイや日本ほどにはマッサージが盛んに行われているわけではありません。インド人が他人に触るのを宗教的にあまり良しとしないからなのか、町中でマッサージを行なっている人をあまり見たことがないのです。

「インド人はあまりマッサージが好きじゃない」と思っていたのですが、つい先日、ムンバイの町中でヘッドマッサージを受けている人を発見しました。

そのヘッドマッサージがあと一歩で失明寸前! 危険極まりないものだったので紹介してみます!!


最初は普通のヘッドマッサージで始まりました。
何撮っているんだよ?って聞かれたけど、特に拒否するわけでもなく、そのままマッサージを受けています


手にはオイルを付けて、ナデナデ、ゴシゴシ、ギュウギュウ、手でつまんだり、特定の部位をこすったり、よくマッサージしたり、髪の毛の多い人には出来なそうな感じのマッサージです。 街中でやっているので、他の人が通りかかりますが、あまり気にしません。ただただ気持ちよさそうにマッサージを受けています。マッサージはだんだんと激しくなり、力がこもってきました。


あ、おじさんが何かを取りに行きました。



手に持っていたのは…なんとプラスチックの櫛!! 先っぽが尖った日本でも昔からある安い櫛です。それを逆に持ち、滑らすようにしてマッサージしています。


見ていたら、突然、突き刺すようにマッサージをはじめました。痛くないのでしょうか…インドパパ、色々なところを旅して色々なマッサージを見て来ましたが、これは初めてのマッサージ手法です。


驚愕する僕に比べて、マッサージをする人も、受ける人も平然としたもの。と思ったら、なんと、櫛の柄で目の周りをこすり始めました!! 目に入ったら即失明なのですが…2人とも大変リラックスした様子です。

ムービーの最後の方では櫛を持って「ペチペチペチ!!」っと半禿頭を調子よく叩き始めました。どうやら、これが終了の合図だった模様。

ムービーを撮っていたら「どうだ、お前もやるか」と何回も誘われたのですが…いやいやいやいや、万が一櫛の柄が目に入っちゃったらどうするんですか!! 絶対にそんなのは困りますよねぇ。

ムービーはこちらからどうぞ?
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3 Comments + Add Comment

  • びっくりインド!またもや楽しませていただきました。

  • 2009年にインドを旅したことがありますが、私は運よくお腹を壊しませんでした。
    もちろん水には気を付けていましたが、ターリーの中の生野菜は普通に食べてました。
    しかし、一緒に行っていた友達は辛そうだったなぁ。。。そんな光景を思い出しました。
    また行きたいなぁー!

  • これは、カースト的な穢れはオッケーなんでしょうか。アーユルヴェーダをめ目にするたびに?です。

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